やっぱおもしれーなハチワンダイバー。ギャグとなんとも表現しがたいカッコよさの両方が高次元に止揚してる。菅田が自らをハチワンダイバーだと名乗るラストのコマとか鳥肌立つくらいカッコイイ。
あとふきだしでけえ。作画楽そうだなあ。そんなものは面白ければ問題ないんだけどね。とにかくあくが強いよ。他に似たような漫画はあるか?と聞かれてもヨクサルの漫画はヨクサルでしかありえないといえる。だから何々と何々を足して二で割ったような感じとかは表現できない。そういう独特の面白さ。

二巻収録分のほうが名作多いんで今から二巻が出るのが楽しみだなあ。このテンションでストーリーが進むならヤンジャンの顔になれるかもしれんね。
とにかく背景の描き込みが凄まじい。一体どれくらいの作業量なんだろうかてくらい。でもトーンワークでも結局削ったりとかいちいちめんどくさいことには変わりないから実労働時間はそう変わらんのか。まあ綺麗な風景眺めてるだけで面白い漫画なんてよつばとくらいなもんだなあ。
しかしそれでも今回はちと俺の中ではけしからん巻だったりする。だって風香ちゃんの出番が少ないよ。実にけしからん。
そういや季節は秋に入るのか。ああ風香ちゃんの余ったお肉はもう拝めないのか。なんてこったい。やんだ結構好きなので出番増やしてやって欲しいなあ。

全然関係ないけど異次元漫画家のあつしが亡くなったらしい。ご冥福をお祈りします。二次裏のスーパースターだったあつしがいなくなっちゃうなんて思ってもいなかったよ…
どうでもいいけどHN変えたいなあ。変える機能ねえのこれ?19歳の頃の俺は何を思ったのかこんなHNを選択してしまったらしい。多分くにおくんのサッカーにはまっててカメルーンがやたら雑魚くて試合中も選手をボコボコにして喜んでたからに違いない。やはり昔から頭のネジが少しゆるかったみたいだ。
亀田×ランダエタを見直した。ごめんなさい俺嘘ばっか書いてるね。亀田のジャブすごい。アイククォーティのバズーカを彷彿とさせるような速くて重そうなジャブ打ってるね。前半と後半にジャブの数が少なかったから打ってない風に勘違いしてたみたいだ。あと俺が必要以上にランダエタのパンチは強いぞ、と意識してたせいもあるんだろうなあ。ほとんどランダエタのジャブは機能してなかったのに…観察眼ねえなあ俺orz

亀田の右リードジャブが機能してた4Rから8Rあたりまでの流れは完全に亀田が試合をコントロールしてたと思う。あんなジャブ飛んでくるならそりゃ左がノーモーションで飛んできたら反応できねえだろうなあランダエタ。
で、亀田はジャブと同じタイミングで右フック打ってけるとこも強みだと思う。何気なくジャブを打つような動作から相手が防御動作に入ると、もう半歩ステップインして右フックをガードの隙間にスパンスパン入れてた。巧い…
で、即座にステップバックして相手に反撃の余地を与えない。正直、速い。軽量級だということを考慮してもかなり速いのでは…

逆に9Rから12Rまでの元の亀田スタイルも交えたようなボクシングはちと不細工だったかなあwあのままポイントアウトしてたほうがより明確にジャッジには勝利をアピールできたんじゃないかとまで思えた。それくらい亀田が中盤に見せていたアウトボクシングはハイレベルだった。

亀田はあの速くて重そうな右ジャブと右フックを中心に組み立てるボクシングスタイルを確立すべきなんじゃなかろうか。今の2倍くらい右が出るようになれば鬼に金棒だろう。相手としては右を裁くので精一杯だろうし、そうなると左のノーモーションカウンターももっと生きてくるだろうし。もうインファイトは無理してやんなくていいよw
KO率は減るかもしんないけどさ、こっちのほうが亀田には断然合ってると思う。

あといろいろレナード意識してる動きやってたなあ。10年早いっつのwそら減点されるわw
予想外だったね。予想はしてたけど頭の中では5%くらいしか想定してなかった。「亀田のアウトボクシングが機能して明確な判定勝ち。」か。
ランダエタと駆け引きをしてその上で判定勝ちとは、うーん、予想以上に亀田は精神力というか我慢強さのある選手だったんだなあ。まだ二十歳でこれがやれるというは相当なもんじゃないだろうか。
途中で打たれてムカッと来て打ち合いたくなる場面もあっただろうに、実際そうなりかけた場面もあったけれど、コーナーに帰って指示を聞いて次のRからはしっかりと軌道修正させてくるあたりは本当にボクサーとしての幅がついたもんだなあと思う。

試合内容にふれると基本的に亀田が右に右にサークリングしてランダエタのジャブに左ストレートをかぶせていく構え。一口にアウトボクシングといってもジャブの刺しあいに付き合うというものではなく出入りを速くして翻弄する形ですな。やはりジャブに関してはランダエタの方が巧いのでこの選択は全く持って正しい。左一本狙いだと読まれるということで打つと見せかけてもぐりこんでからランダエタの打ち終わりに右フックかぶせて離れたりまた打つ構えをして左ボディフック持ってったり。リターンでジャブかぶせてったり。今日の亀田は本当に芸が細かかった。

対するランダエタとしては試合直前から汗を流していたということは最初からKO狙いのつもりだったのだろう。亀田が出てきたところを迎え撃つ構えだったに違いない。必要以上の増量もそれが狙いだったのだと思う。
ところが試合が始まってみるとアウトボクシングを始められたものだからかなり面食らったのでは?このままペースを握られてはたまらないとランダエタも足使ったり、ボディ狙ったりはしてたんだけどね。いかんせん足取りが重すぎた。やっぱ喰いすぎだったんじゃねえかな。完璧な作戦ミスですな。打ち合うつもりで増やした体重が帰って足枷になってた。試合前の駆け引きの時点で差がついてたといえるのかも。結果論ですがw

ランダエタクラス相手でも読み合いで勝てることとスピード、そして精神面の強さを証明できた試合だったと思う。たった四ヶ月でここまで成長してきたことも素晴らしい。一般のお客さんはあまり評価してくれない内容だったかもしれんけど、これはかなり大きな一勝ですよ。
こうなってくると亀田の次戦が結構楽しみになってきた。次はやはり階級を上げるのかな?しかし最強ポンサクレック様が待っているし。さすがにこの人は相手が悪すぎる。そうなると坂田vsバスケスの結果待ちだろうか。それともLフライにとどまってここいらでいい加減日本人対決をしとくのも手だよなあ。
まあ今日の試合に関しては亀田にはおめでとうといいたい。素晴らしい勝利でした。

ああ、あと思ったんだけど、亀田って意外と目がいいかも…?見切りがいいっつーか。カウンターのセンスあるしなあ。こりゃトレーニング方法次第ではマジでオオバケするかも…?

うぼあ

2006年12月18日
WOWOW見逃した。また録画かよ。水曜なのを忘れないようにせんと…
佐藤大がいってたんだけどブログやらネットで自分の思っていることを吐露する行為はクリエイティブじゃなくて「消費」なのだそうだ。ちょっと久々に脳天をぶち抜かれたような感覚が来たね、これには。いやほんと。

そもそも何処からがインプットでどこからがアウトプットなのかという問題もある。学校行って勉強すること。聞く、書く、覚える。この行為はインプットでありながらもアウトプットであったりもする。アウトプットすることでより強固なインプットを固める。
工場仕事してる人たち。彼らはルーチンワークを繰り返しながらもおそらく別のこと、今日の晩飯は何を喰おうか、昨日の北朝鮮問題はどーだった、とか考えてるわけで、これは一見アウトプットに見えるインプット作業の一貫でもありうる。

じゃあブログやネットでの発言はどうなのかを考えてみるとやはりこれはアウトプット(消費)であってインプット(クリエイティブ)であるともいえる。ただ、問題はこの行為は明らかに消費の比率がでかい。クリエイティブの面におけるレスポンスがほとんど期待できない。
その状態というのは、たとえば僕みたいに漫画描きを目指してるような連中は手軽に自分の本音を晒して納得の行くテキストを消費し続けていき手軽に作家性(と呼ぶにはおこがましいですが)を消費し続けてる可能性があるわけだ。無駄に。
僕が、テキストを組めが組むほどに本来物語りを作成したいという欲望が別のものに消化されていっていることになる。それは非常に困るのでできるだけ必要最小限のことしかネットに文章を垂れ流すのはやめにしておきたいところだなあ。思考パターンを記録していく意味で意外は使わないほうがいいのかもしれない。

別の話
ストーリーを製作する上で、「自分がストーリーを製作する」のか「ストーリーを製作するのが自分」なのかという考え方がある。前者の志向性はまず自分という作品ありきなのであってストーリーを製作することで自分自身を高めたいという感覚が重要になってくる。後者の指向性は自分はストーリーというコアを作り上げるために必要なオプションに過ぎないのだという考え方。これは両方ある意味で真理なのだろうけれど、自分はなるだけ後者でありたいと考える。そっちのほうが楽だからだ。

自分という主体は時間性に縛られていて変化し続ける物体なのでいずれ衰え朽ち果ててしまう。そんな中で人が何とか永遠を手に入れたいと渇望して出来上がった文明が自分の外部に記憶を記す行為なのだと思う。記録を続けることで今の自分ではない過去の自分にまた出会えるわけで、過去の自分というものは、あるいは現在の自分よりも素晴らしい自分である場合もありえるわけだ。その素晴らしい自分の断片は歳をとってからも色あせることはない。だから自分を客体として主体としての永遠なる物語に断片を投影させていくほうがきっと死ぬまで楽に違いないと勝手に思ってる。これはある意味で自分をちっとも大事にしない行為でもあるのだけれど。
亀田はアウトボクシングの練習をやっているらしく前半のランダエタとのパンチの交換を避ける戦略、ぽいのかなあ?ランダエタはスタミナに不安がある選手なのであんまり強振はできなくていつもあんなふうにポンポンポンポンて具合に7割入ってるか入ってないかくらいの力でパンチを出してくる。

でも前半亀田がリスクを避けてアウトボックスしたところでランダエタも同じく力をセーブしながらそれに付き合ってきた場合は疲れさせることができなくて意味なくねー?とか思ったりもする。アウトボックスをするのならランダエタのパンチを空転させまくるくらいの技術的なスキルが必須なんだけど亀田はここ数ヶ月で戦略を実行できるくらいのスキルを手に入れることができたのかな?
俺は第2Rくらいにはこの作戦は崩壊して結局打ち合いのリズムになっちゃうのではないかなと思ってしまう。この辺が苦戦慣れをしてないことのツケが回ってきてる気がすんね。
最悪の場合、アウトに固執しちゃうあまり作戦の切り替えが遅れてずるずるペース取られちゃいかねない。作戦とかリズムとかの切り替えってかなり難しい。これが簡単にできちゃうボクサーて世界チャンピオンでもあんまりいない。どうでもいいけどレナードとかホプキンスはこういうリズムの切り替えがかなり巧いよね。この辺が試合巧者と言われる所以なんだろうか。

あと今回は亀田のビッグマウスが鳴りを潜めてるみたいだけど、これを精神的に成長したと見るか、ナーバスになってると見るかでだいぶ変わってきそう。集中力が高まってるから雑念が消えてるとするなら、良い傾向なんだろうけど、単に試合が怖くて口が開かなくなってるならヤバイっすね。

試合予想自体はちょっとわかんない。ランダエタがというよりは亀田のコンディション次第としかいいようがないからなあ。前回だって1Rにダウン取られてからの追い上げ展開だったわけだから試合の大半をコンディション不良のままこなしてたことになるわけで。前半ランダエタのパンチを空転させてダメージをもらわずに後半打ち合いに持っていければなかなか見栄えのいい勝利可能性だってあるわけだし。全然前回と変わってなくて前半からランダエタがKO狙いでスパートかけてきていいのもらちゃったら前半KO負けの可能性だってある。うひひw俺も日和見根性出てきたなあw
予見どおり長谷川はモチベーションが上がらないと試合を回避する意向。徳山は王者返上。ボクシングが「プロ」競技として盛り上がれるかどうかはこっから先の二人のリアクションにかかってると思う。

世間のネット上の反応としては、長谷川逃走したチキン、徳山はプライドに媚を売り、アルセとの試合を避け長谷川を選んだ卑怯者、みたいな互いのファンが互いのファンを貶し合うような割と愉快な盛り上がりを見せつつあるwそれでもまだ亀田×ランダエタの話題の10分の1程度も盛り上がってるのかどうかくらいで。
この辺からどのようにして試合実現にこじつけていくのかの二人のショーマンシップというものが問われるよね。

俺がどういうことが言いたいのかというともっとメディアを通して大々的に二人には煽り合いをして欲しいということなんだよね。
徳山からすればこの件に関しては「長谷川君は自分から逃げた。スパーで痛めつけられたことがよほどショックだったようだ。やはり俺の方が強い」くらい言って欲しいし、
長谷川には「自分の方が王者であり格上。徳山程度ではモチベーションが上がらない。どうしても試合をやって欲しいなら指名挑戦権を獲得しろ」くらいは言って欲しい。指名挑戦権に関しては少し口を開いてるみたいだけど、ちょこっともらす程度じゃ足りない。
もっとこの二人はメディア上では険悪になってもらいたいもんだ。こういう煽り合いが見られれば周りは嫌がおうにも盛り上がるし、周りが盛り上がることで自然と自分たちのモチベーションも上がってくるもんだと思うんだけど。周囲が期待すればそれに見合った前哨戦だって生まれてくるわけで、徳山は指名挑戦者決定戦に出るモチベーションが湧き上がってくるかもしんないし、長谷川は徳山戦に向けた高いモチベーションを保ったままラスベガスにデビューできる。

人間、先の見通しができてないとやっぱヤル気もなくなると思うんだよね。燃え尽き症候群に陥るには二人ともまだ早いと思うよ。特に長谷川のほうは。試合後の長谷川のコメントとか見てると徳山との試合が嫌だ、というよりはボクシングの試合そのものに嫌気が差してる感じがすんだよね…そこだけが心配で。
ラスベガス行きたいというのも「ラスベガスでやりたい」が先に来てるのではなくて「ボクシングに嫌気が差さないためにラスベガスに行きたい」という後ろ向き感が…。

12月13日の日記

2006年12月13日 趣味
誰か背景で脳内麻薬が発散される方法を開発してくんないかなあ…
ちょっとの間ネットは控えようかなあと思ってる。一月くらい…?にしてもピーターしゃべえ…
あしたのジョーやらエースをねらえ!の出崎統が監督を務めているテレビスペシャルシリーズ第一作目がこれ。やっぱこのオッサンはカッコイイというのがどういうことなのかよく分かってるな。矢吹ジョーの虚ろでありながらもギラついた魅力を余すことなく描写しきっただけのことはある。ここまで見てきた映画シリーズよりずっとできのいい映像に仕上がってる。いきなり怪盗をやめて腑抜けたルパンからはじめ、加速的にハードボイルドに以降させて行く様は圧巻。やっぱルパンはこうじゃなきゃなあ、とうならせらされる演出が随所で光ってた。
出崎特有の止め画やらプリズムゲロ(今回は唾だったが)もお約束のように出て来るし。いちいちキャラの細かい動作への気配りも忘れてないところとかさすがに出崎だよなあ。場面転換がやたら多いのにノストラダムス(95年放映作)みたいに違和感を感じることもなかったし。ベストのタイミングでカットが入るからとても見やすいというのもあったのか。やっぱ地力のある監督がやるとこうも違うんだな。
残念だったのはエリザベスが一体何を考えてたのかいまいちわからんかった点か。?1を殺した時点で物語的にはめでたしめでたしのはずがなんか一気にヒステリックなメイクして教祖さまにまで昇格しちゃった理由がようわからん。
途中まで絵を描く作業に没頭してたから(すっかりテレビ放送を忘れていた)5R目からしか観てない。しかもうどん作りながらわき目に観てたのでどっちが勝ってんのかもわかんなかった。だって結果知ってたしなー。

六車さんはちょっと厳しく採点しすぎじゃないっすかねーと思った。単なる印象だけど。しかし右はやっぱ読まれてたな。たびたび危険なクロスレンジでの打ち合いが見られたけど互いに決定打を喰らわないあたりはやはり手の内を知り尽くしてるからか。若干名城がパワー面で上回ったかなあという印象。二人とも上半身でけえなあと思った。Sフライでやるにはきつそう。カスティーリョってもちっと小さいよね。その点は次やるときもアドバンテージになるんじゃないだろうか。

名城は中途半端なボクサーファイター(世界戦になると何故かファイター化する人w)とかじゃなくて生粋のファイタータイプだから好きだ。カスティーリョとはラスベガスでやるのか。ラスベガスでやるとするとファイタータイプはきついよなあ。ダメージの一発より当たらない手数を加算されるし。KOじゃないとどんなに攻勢取れててもやばいかも。あそこは亀田判定よりヤバイ判定をいくらでも生み出してきた場だからな。カスティーリョのスター候補プロテクトが働く可能性もあるし…。しかもムニョスが指名挑戦者だっけ。マジで茨の道っすね。これで勝ち上がったらめちゃめちゃすごいんだが。名城ならやってくれそうな気がしないでもない。頑張れ名城。
バンナ、ホースト、アーツ、旧世代勢の選手は全員いい味出してたな。絶対に負けてなるものかという気迫が感じられて感動した。マジこいつら漢だ。

しかし今日のK1の採点は辛口だった。ホースト対ファウストとかどっちにしてもホーストが優勢だったのは変わりないのにわざわざ延長戦に持ち越したり、決勝のシュルト×アーツ、準決勝のシュルト×ホースト、準々決勝のシュルト×バンナ、もう少し競ってても良かった気がすんだが。亀田の判定騒動で叩かれるのを恐れたのかとにかくビシバシ点数を振り分けてたのが違和感あった。決勝にいたっては以前の決勝の武蔵vsボンヤスキーよりは競ってた内容だと思うんだけどw

まあとにかく今日はアーツにつきるね。マジカッコよすぎた。バンナまで立ち上がってアーツを応援してたのには参ったね。お腹回りがやばかったから多分調整はほとんどしてこなかったんだろうなw
その割にパンチが切れてたのは逆に長いラウンドは戦えないという自覚がある分開き直れたからだろうか。これからのアーツはパンチャーとして右ストレートと左ボディフックを中心に組み立てる戦い方にスタイルチェンジさせてったほうがいいかもね。それともすでにスタイルチェンジを計っている途中なのか。上手くやればまた優勝を狙える状態に持っていけるかもしんない。

バンナも意地を見せたな。昔はあんなに打たれたら速攻で失神してたのに気持ちで耐え続けたのはやはり精神的なタフネスがついた証拠なんだろう。ホーストが引退しアーツも全盛期とはいえなくなった今、K1を支えてくのは自分なんだという自覚が生まれたのかな。

ホーストはもう往年のスピードがなくなっていて見てて泣けた。もう引き際だろう。全盛期ならシュルトの無慈悲な連打も空転させるくらいのスピードがあったのにね…それでも意地を見せ続けてたのにはやはり感動したよ。

シュルトはちょっと強すぎますなあ。なんだあの殺人的な左ジャブとボディ打ちは。軽く打ってんのに全員悶絶顔で下がってくから困ったもんだ。身長がある分アーツだけは若干パンチ届いてんだよなあ。完璧に調整してきてれば勝てたかもしんないのに。残念。

とてもよい大会だった。やはり日本人が出ないととてもクリアな大会になりますなw
原作者のモンキーパンチが初監督だったらしくこれが元祖ルパンのテイストなのかな。モンキーパンチ自身は全く納得の行ってないできらしいが、結構楽しめたんだけどね。ここまでの劇場版作品の中ではかなり。てか複製人間以外は正直微妙かなあ(笑)ノストラダムスも悪くはなかったけど…

銭形と不二子の戦闘力がかなり上がってたと思う。全体的に間抜けなというかへタレキャラがあんまり出てこなかった。コメディパートはもっぱらルパンが担当で、そのルパンも決め時はきっちり決めるし。なんかやたら一国のクーデターばっかりピックアップされてて違和感感じたんだけどラストはなるほど、と唸らされる(俺が単純なだけかw)ネタ明かしもしてくれるしね。最後の最後でなんかしょぼい演出見せられて萎えたけどそれ以外はさすがはモンキーパンチ(原作読んでませんが)といってよい出来だったと思う。
そういや今回目立ったお色気もなかったなあ。お色気担当な扇情的なキャラは何人も出てきたのに…残念だ。
ええ話やん。ヒキコモリのJUM君が少しずつ自分と社会との溝を埋め始めてるシーンはちと感動した。マジ頑張れJUM君といいたい。銀ちゃんとかしらも可愛かった。それぞれのキャラがそれぞれいい味出してた7巻だと思う。みんなね、仲ようせんとあかんよ。だんだん終わりが見えてきた感じもする。やっぱ最後はみんなお別れなんすかねえ…切ない。銀ちゃんはいつかCGかなんかで起こしてみたいなあ。ぐひひ、何故かキモイ妄想がぐひひ。
こういう話をゴタゴタ書くのは美しくないけど
つくづく思うが俺にはCGは向かない。こつこつネチネチ描いてくのが好きな俺にとってCGは快適すぎる。たいした努力をせずともあっさり何か出来上がってしまうのが我慢ならん。
しかしそれでも業界の神絵師と呼ばれる歴代グレートの方々はこつこつネチネチと、そこに海があるからだとばかりに描き続けられ、あっさりできてしまう手際の良い絵とは違う、神々しい光を放つ素晴らしい絵を完成させてしまわれる。が、そこまでの忍耐力も俺にはない。
つまりこつこつネチネチ描きたいけど神絵師の方々のようにまで命削って描きたいとも思わないという一番中途半端な立場にいるのが俺。わはは。楽に作ったものというのは所詮その程度の出来でしかないわけで、ただCGの場合はそれがそれっぽく見えたりすることもあるという、いわゆるごまかしが効きやすい側面があるというだけの話でさ。

ていうか付け加えとくけど貼ってる画像は一応自作のCGね。上の文章だけだとなんかどっかから引っ張ってきた画像を晒し上げて一人で説教垂れ流してるみたいだと今更気づいたので。まあ実際背景はその通り何処からか引っ張ってきた空の写真を加工しただけのしょぼい小細工仕様のものですが。左上が時をか○る少女なのは秘密なんだからね!ごめん、ツンデレ失敗。
後AIRの文字は自分で描いたんだ。俺の努力はそこだけだ。時間にして約48秒!Rの端っこが見えないからAIPにも見えなくはないぜ!AIP、てなんだ…
今更ながら人物とか文字に影くらい入れてやりゃあ良かったとか思いつつもやり方知らんのでCGの技術も相変わらず中途半端なままな俺です。
最近の俺は何をしているのかといえば実は漫画を描いてたりする。同人じゃねえよ。投稿用のやつ。一作目は残念ながらオナヌー漫画になってしまったのである程度コツはつかめてきた感じがするので二作目は正統派なボクシング漫画を描こうと今から結構ヤル気になってる。持続すりゃいいけど。ああ、背景めんどくせー。死ぬほど描くのめんどくせー。なんだよパースて。なんだよ定規て。全部手描きじゃ駄目なのかよ。でもやんないとなあ。ああ、お父さんお母さんごめんなさい。働かない息子でごめんなさい。社会のゴミでごめんなさい。
ホプキンスが復帰すると実際に宣言してるっぽいけどやめどきを見誤ってなけりゃよいが…悲惨なKO負けとかは勘弁ですよ。
ZOO
真っ白な月-Moon On The Destiny-
Haircut Blues
メリーゴーラウンドに乗ってる君のことが好きだよ
うそつきのロッカー
神様が降りて来る夜
金色のライオン
スーベニール
星空の地下鉄
アイル・ビー・ゼア~Reach Out I’ll Be There(日本語バージョン)
翼をください
君に出会えたこと
僕達の国境(remix)
見つめていたい
奇妙な果実
風の生まれる場所から
からっぽの僕

いい。この人の歌はいい。何がいいってまず声がいいっす。特に上手いとは思わないが、凛とした歌声なんだけどどっか女の子っぽい雰囲気も残ってる感じが俺の変態的な劣情をうまい具合に揺さぶってくれる。変態でごめんなさい。マジごめん。
後曲っすね。いいっすね高橋研。バックサウンドの流れが俺の大好きな90年代初頭の匂いをプンプンかもし出しててくれて最高だ。映画「エイジ」のエンディングに流れてる「メリーゴーラウンドに乗ってる君のことが好きだよ」(なげえ)て曲が最高に気に入ってたので何とか歌手を探してベストアルバムなるものを買ってみたけど、こいつは当たりだった。他の曲も当たりがたくさんあったし、川村さん本人による何処か隠喩めいた歌詞の内容もいい。イイ!
モラレスのカフカみたいな顔がかすかに歪んでんのがやたら哀愁を漂わせてたな。3度目のダウンのとき「ああ、もうこいつには勝てない」と思ったんだろうか。今までのモラレスだったらそんなことは断固拒否してダウンすることすらも拒否して立ち向かって行ったのだろうけど、パッキャオには心まで折られてしまったか。あの顔は本当に、なんつーか悲しかった。激闘野郎モラレスがあんな負け方をするとは…
10ヶ月ひたすらパッキャオに勝つために頑張ってきただろうに、たったの3Rで打ち砕かれてしまった。

モラレス、全体的にちょっと鈍かったかなあ。たまに見せる恐ろしいタイミングと切れ味の右アッパーとかも見られなかったし。逆にパッキャオはこれ以上にないくらい絶好調だったと思う。いつも見せるまっすぐ下がる悪い癖も今回はあんまり見られなかったし。良く上体も動かせてたのでは。最近のパッキャオはかなりディフェンスがよくなってると思う。左もノーモーション気味に打つのと相手を打倒するために思い切り踏み込む用の二種類使い分けてるみたいだし。やはりローチトレーナーとの相性は良いんだろうな。
沈み込みながら打つ右フックは対モラレス戦ではすごく使い勝手が良かったみたいね。上体が突っ込みがちのモラレスにはベストタイミングで当たるところに頭がありそうw1R目はアレでポイント取ったし3R目のラッシュの起点もあそこからだった。
コンビネーションは相変わらずドタバタしてんだけどやっぱ左に関しては誰も反応できないんだよなあ。速い上に強い上に伸びる、てんでまさに伝家の宝刀ですね。いやあ参った。強い。

ビロリア対ニーニョもなかなか面白い神経合戦で見ごたえありました。

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