鬼滅の刃DVDを2巻まで借りて観た。
とても感動した。

何が良い、てこの主人公の炭治郎が自分とその家族の未来を信じて直向きに頑張ってるとこだね。炭治郎はずっと負けたり挫折を味わってるんだけど自分の可能性を一貫して信じているし、くじけそうになっても気力を振り絞る。
この振り絞る勇気に若さを感じてしまうのは俺が精神的に衰えている証拠なんだけど元々自分の可能性を信じるのに若さって別に必要ないし、いつになってもやれることを粛々とやるための意志と知的な体力を持ち続けることに言い訳をしてしまうのはやっぱり違うのだよね。

俺は歳をとったから自分に興味を持てなくなってしまったのではなく、いろいろな苦労や敗北で挫けてしまっているだけなのだと思う。挫けるなと、もっと自分に期待をしろと。自分をもっと好きになってやり、そのことを恐れるな、と自分に言い聞かせてこれから奮起したいなと思った。
炭治郎はとても良い子だ。ああいう真っ直ぐな人間を目指して日々を送りたいなと思った。
なんだ、Angel Beats!て今までの自己作品をセルフパロするところから話が始まってんのね。唯一無二の絶望であるはずのトラウマが、そこらへんに転がっていて、誰もが抱えているありふれた「とらうま」として機能してるわけだ。麻枝准さすがだなあ。こういう挑戦的な作家さんて大好きだ。

物語の密度も濃く、通して観ていると飽きない展開なのも素晴らしい。優良な漫画本に出会ったときと感覚が似ている。
ABは京アニが作ってればいいものに仕上がったとも思えないなあ。麻枝准と京アニは必ずしも相性がいいように思えなかったので。AIRもKANONもCLANNADも全部、個人的にはずれだった。何が嫌ってkey特有の虚無的な疾走感がまったく感じられなかった。
麻枝准はもっとキャラクターに対して冷たい作家のはずで、平然とキャラを死に追い込む。そしてそれは鍵括弧つきの悲劇として棚上げされ、セカイへと没入の扉となるはずで。京アニが示した死のリアリティには照れ隠しの鍵括弧がまったく見受けられず、ガチすぎてむしろ白々しさを感じてしまった。
で、ABの一話って何かというと、そのキャラクターへの冷たさと虚無的な疾走感が感じられたのだよね。自分としては。今後どうなるかは知らぬのだけど、俺はこっちのほうが入りやすい。富野チルドレンゆえ。

セカイ系は嫌いではないが、
セカイ系的な物語内で、みんなでわいわいお祭りやろうよ、て話は、ある意味で10年代的な想像力といえるのではないかしら。
ラストは予想通り学園都市肯定アニメになりましたね。俺たちの闘いはこれからだ!

百合ネタと少年漫画の融合という赤と緑を混ぜるがごときよくわからんアニメであった。面白さが成立していれば何でもありだと思うが。
ラストの美琴が学園都市肯定を声高に叫ぶあのシーンはあまりにも脊髄反射的な答えで、ちゃんと答えになってんのかようわからんなオタク第三世代的にはw

原作読めばその辺の事情いろいろわかるだろうか。というわけで読むぜ!とある魔術師の禁書目録。
この作品て最強厨の最強論争を巻き起こせるような小さな物語たちによるランキングつきのバトロワ構造が面白いのであって、日常パートは単に脚本家の力不足感が否めないなあ…。設定そのものが日常系をやるにはちょっと難しいのかもしれないけれど。
面白いねこのアニメ。
風早君がスーパーイケメンすぎて直視するにはかなり厳しいんだが(キモメンの嫉妬的な意味で)爽子がいちいち可愛いのでちゃんと通して観てる。

少女漫画家さんってこういうちょっとした日常にドラマを発見するのがすごく上手いよなあといつも関心させられる。ヤンキーの女キャラ二人もいい味出してて、まさか友情ドラマにほろりとさせられるとは思わなかった。続きが気になる脳。
NHKの番組でアニメ青春時代という特集番組があったんだけど
タツノコの黎明から成熟するまでの話が見れて大変興味深かった。
吉田竜夫社長のイラストや絵画はとても素晴らしかった。
それでいて先見の明があったようで、後に大河原邦夫や押井守、天野義孝などの巨匠を輩出する流れも作ったんだなあ。
こういう経営者には憧れる。

初期のころからのタツノコアニメを流れを追いながら観賞してみたくなった。
その時代ごとに技術革新が巻き起こってきたんだね。
熱い時代だったのだなあ。
番太郎はキャラとして既に完成されていて
これ以上成長しようがないから扱いが難しいところだよね。

内面は完全無敵のヒーローだから。
成長の余地があるとすれば肉体的な面だけだがその辺もそろそろ
敵なしになりつつあるっぽいし。

その分、竜田は馬鹿な分まだまだ苦悩する余地はあるんだよなあ。
今月のちーちゃんは、あまりにも報われなさすぎていたたまれなかった。
来月号でちゃんと救われるのかいなあ?
あーそれにしても百舌谷さんおもしれーなー…。
どうすればこんな面白い漫画描けるようになるんだろう。くそ!
涼宮ハルヒの溜息Ⅴ面白かった。
今期では一番の出来だったね。
今まで張り巡らせていた伏線の回収と新たな伏線とふんだんにちりばめられていて世界の表層と裏側との演出が綺麗に決まってたなあ。
ハルヒがセカイ系の最終兵器だといわれるだけある力強さを感じた一本だった。いやあ強いわハルヒはやっぱ。

今期中に消失見られると思ってたんだけど見られんかったね。
これが大人の事情というやつですかね。
くそっ!角川め!してやられた!
富野監督の最新作らしいリングオブガンダム観てきた。
ヤフーで無料配信されてたわ。
5分程度の映像の割にスケール超でかいので、もはや何が何だかわけわからん話になってた。アムロが神話化してたし。
富野監督はこれの続編というか、長編ものがやりたいらしい。誰か出資してあげて><

この映像クオリティで映画化してくれたら楽しみなんだけどなあ。
そんな金どっからもってくんだ、て話なんだけれども。

イデオンだか∀ガンダムだかとリンクがつながるとかつながらんとか壮大なことになりそうだ。富野監督曰くガンダムはまだ地球を救ったことがないからそういう話をしたいんだとかなんとか。
でも一回頑張ってアクシズ押し返したじゃないですか。あれで十分な気もしなくもない。
巧い。巧いなあ。時代設定も導入も選ぶスポーツの媒体もうまいつくりになっていると思う。
単に女の子が野球をやるという面白みのない設定を避けるために時代設定を大正に持っていったのは非常に巧い。

大正の女の子ということで、登場キャラはみんなモダンガールな趣で台詞は上品ながらも女性なりの自由を求めている姿勢の出し方とか、その辺の性格設定がとても丁寧で世界観に入り込みやすい。

野球を始める動機も「女性は女性らしく家に入るべきだ」という許嫁の主張に対する反発だったり、そして大正という時代設定上、まだ野球というものが女性にはあまり知られていないスポーツだったりすることで本当に0地点からの出発で、よく見るタイプの野球漫画に飽き飽きしてる視聴者からすると、非常に新鮮なつくりの物語になってるのではなかろうか。

いい作品だ。
設定的におもしろかったところのメモ。

・まず王が不在の時代=全体性の消失状態であることをヒロインのモノローグで視聴者に示唆する。この時点で、サブカル系の視聴者の心を一発で鷲掴みにできる。

・まんま裸の王様から物語がスタート。ビジュアル的なインパクトとしても、すべての思想を喪失した者と社会そのもの比喩としても秀逸。

・このまま社会にコミットすることに疑問を感じているヒロイン。世界の中心地であるホワイトハウスに願掛け。

・自由気ままで何物にもとらわれない生き方の主人公。これは惚れる。かっこいい。しょっぱなでチンコさらした時点で男の視聴者の心もget。

・王が不在の世界において、新たな全体性を獲得しようという「アウトサイド」の思惑。
そしてそのゲームに参加させられる「セレソン」たちの、それぞれの社会をよりよくしたいという正義感、思想が空回りしていく様。

・俺は社会人としてがんばる!(キリッ)とかいってるリア充の大杉の言葉にいまいち反応の悪い咲。

・朗が総理大臣にぎゃふんと言わせてくれ、とシュイスに頼んだところ、たったの60円の金額でそれが動いたこととは、権威としての政治の凋落を意味している。皮肉。風刺。

・落ちてくるミサイル、これはそのまま社会をぶち壊してしまいたいという単純な破壊願望だけではなくて、要は、この社会の権力のどこをぶち壊せば停滞した世の中を打破できるのかわからない僕らそのものの心象を指しているのかもしれない。

・2万人のニートがミサイルから日本を救う話は、2000年に起きた2ちゃんねるの閉鎖危機に似ているなと感じた。あの時もUNIX板の住人が奮闘した結果、2ちゃんねるは終わることなく、ひろゆきが生き延びたから、ニコニコ動画という新しいコンテンツが生まれたわけだ。
そう考えると、滝沢朗という主人公のモデルは、ひろゆきなのかもしれない。そして面白いところは滝沢朗もひろゆきも、さして政治なるものに興味を持っていない部分だ。だが、彼らはネット充たちの王様に祭り上げられている。

・神山監督の考える新しい全体性のあり方というのは東浩紀と同じく、無意識的非人格的正義の集合体のようなものを指しているのではないかと思えてきた。

・惜しかったのは、11話という短いスパンで終わってしまったことかな。あの魅力的なキャラメンバーなら2クールは楽しめたはず。映画版は2作連続で放映されるみたいだから期待して待とう。
山本直樹のレッドを3巻まで購入。
ネームの途中なので読むのはその後だろうが非常に楽しみだ。
最近、60年代の学生闘争がひそかにマイブームなので、それに沿った漫画がないものかと探していたらなんと、あの山本直樹先生が描いてるじゃありませんか。

こりゃ読むしかない!てことで迷わずAMAZONで購入ですよ。
あ~楽しみだなあ。
化物語、面白いね。超オススメ。(つかもう巷では流行ってんのかな・・・?)
西尾維新原作のアニメ化ということで(原作は未読なんだが)あの小気味良い言葉遊び的な会話をどう成立させてんのかと観てみた。
ただでさえ読み物の性質上キャラの台詞が長いし、西尾作品の場合、言葉遊びでストーリーの大半がつぶれる=キャラが動かない、からアニメとして成立させるのは大変難しい。
ぶっちゃけ無理だろうと踏んでいた。どうせ、場面ブツキリの演出に台詞のチョイスがセンスなしの糞脚本アニメに違いないと期待せず見たんだが、見事にその予想は覆されたね。

長文に耐えうるだけの作画の美しさとメリハリの効いたコラージュを交えた演出、あまり動かなくても視聴者をあきさせない奇抜で挑戦的なカメラワーク、声優陣の見事な演技力、何より西尾維新の天才的な言葉遊びとキャラメイクぶりが完璧(おそらくだが)といっていいほど表現されていたのには大変びびった。

いやあすばらしい。こりゃすばらしい。これをエンタメとしてきっちり成立させたアニメスタッフに拍手を送りたい。西尾維新は戯言シリーズしか全巻読破はしてはいないのだけど、やはりキャラ作りに関してはこの人は天才の中の天才だなと再確認させられた。

なんつーかねえ、女の子がすっげえ可愛いんだわ。久々にアニメ見て「萌え」なる感情が沸き立ったよ。作中ではその感情を「蕩れ」とあらわしているみたいだ。流行るといいね。
戦場ヶ原さん蕩れ。
エンドレスエイト終わりましたね。

原作と一緒やん!
もうちょいなんかひねりがないかなと思ってたんだけど。
一本一本何がしかのオマージュやら実験的なカメラワークなどもあったんだけど、アレをありがたがってくれるほどリテラシーのある人間が一体どれほどいるというのだろう。

ただ、これを頑張って見てくれた視聴者だからこそ「消失」が生きる、という下地はできたかもしれない。
だから、なんやかんや文句いってもやっぱりみんな観るだろうし、俺も観るだろう。そういう製作者サイドの本気度をどれだけ消失で魅せてくれるのか期待。
何気にハルヒて新作始まってたのね。
作りが変則的なせいで再放送と間違えてる人多そうだ。
俺もそうだったし。

うっひょーたーまんねー。
エンドレスエイトおもしれー。
なんというドMホイホイ。

ドラクエのレベル上げとかキャラクターの二次創作的な流れに似てるね。
同じルーチンをただひたすら繰り返し見ていく楽しみ方。
「いつも通る道だからって、景色は同じじゃない。それだけじゃ、いけないのか。」
いやしかし、これは許されざるよ。

劇場版アニメ、ループモノのエロゲーとかでよくあるネタだけど、それをTVアニメシリーズでやる勇気には脱帽だわ。
これに投資してくれる消費者は果たしているのだろうか?
攻めるね京アニ、今回も攻めまくってますね狂アニ。
こういう糞ネタを延々と繰り返すアニメは個人的には本当に好きですね。
もっとクオリティのやたら高い糞アニメ増えないかなあ。
↓サッ やったー!カッコイイー!
今月の春の四季賞は全部ヒットだった。
やばかったね。

四季大賞の「NO MAN IS AN ISLAND」はなんつーかラスが異様にかわいかったね。男に萌えるとか普通ありえんのだけど男の俺からしてもラスはかわいい奴だった。俺が腐女子だったらおそらくベッドで萌えー!!萌えー!!!!とかいって転げまわってたことだろう。絵柄は骨太だったけどやっぱ世界観の広がり方は女性作家特有の繊細さがあって綺麗だったなあ。
こういうソフトBLチックな話もなかなか悪くないもんだ。冒頭の「今はどこにでも人がいるから孤島なんてありえない」てのはキャッチーで上手かった。

「害虫駆除局」は、もし高校時代とかに読んでたら、絶対トラウマになってたと思う。それくらいインパクトでかかったし、驚かされた。こういう前半と後半の落差の大きい作品はやっぱ印象でけえわ。

「ドッジ」の人は漫画の魅せ方がきっちりわかってるかただと思う。完成度ではダントツだった。これほどの実力の人でも今後出てこれるかやっぱわかんないんだろうなあ。当たり前だが厳しいなあ漫画業界って…。

こういういい短編をいっぺんに三本も見れると俄然やる気が沸いてくるわ。
百舌谷さんも声だして笑ったし。たっちゃんの兄貴のキャラが良すぎる。やっぱ篠房先生は天才やわ。
今日は原稿がどんどん進みそうな予感。
群青学舎読んだ。こんなにエロイ漫画があるとは知らなかったよ。
いやあエロかった。漫画全体から漂ってくるこのエロエロな雰囲気はどういう仕組みでできてんのかね。
大変興味深い。女性キャラクターの表情がいちいちエロイことはわかるんだが、そこだけではないはずだ。
研究して見習わせてもらう必要があるなこれは。
台詞も最小限に画面構成でできる限り読者に伝えていくスタイルにも好感が持てる。
うむ、とても素敵な漫画だ。
早速アマゾンに2巻と3巻を注文してきたよ。
むはあ。
ネームまた没ったorz
でもなんかちょっと締め切り伸びた臭い。
伸びた?といっていいのかこれは?
まあよくわからんが、よりクオリティの高いもので勝負しようぜという感じにいわれた。

教えてくれ五飛、俺は後何回同じネタのネームを切ればいいorz
もう飽きたよ。マジで。完成度の前に情熱が薄れそうやわあ。
早く原稿触りたいです。

母親の手術は無事成功したようで、経過もよろしいようです。よかったよかった。

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