決定かな?正式発表があっても亀田側がドタキャンしそうな気もするが、
実現したことを前提に、両者がグッドコンディションで仕上げてきた場合を前提に考えると、7:3で内藤ではないかな。

ただ、内藤の熊戦の体たらくと興毅のここ最近の調子が不透明な点を挙げると、予想の振れ幅は結構大きいだろう。
内藤が勝つには亀田のフットワークに即座に対応できるよう、するどい切り込みと絶えず左右に頭を振る運動を止めない持久力が必須だろう。持久力はあるが、踏み込む力に若干の陰りが見えている気がする。

亀田側が勝つには内藤の変則をいかに研究して、それを出させないかが大事。あとは常に自分を安全圏におくためのフットワークかな。内藤の大振りのフック、ロングフック、に対して勇気をもってインサイドからカウンターを取りに行けるかどうかもポイントになりそう。終始チキンボクシングに徹していても勝てないだろうから、やはりどこかで打ち合わなければいけない場面も出てくるだろう。そのとき踏ん張れなかった場合は、そのまま押し切られるだろう。
要は根性と勇気次第で接戦にもなるだろうし、驚くほどあっさり負けることも予想できる。

内藤のメンタルが筋金入りなのは誰でも周知の事実だが、亀田は実質、ランダエタ戦くらいしか接戦というものを体験していない。そこの経験値の差って結構でかいんじゃないかなあ。

てことでやはり内藤勝利を予想。
ある意味でこの予定調和的予想を覆してほしいなという期待もあるけどね。
リナレス特集よかった。
なんかしらんが妙に感動した。
頑張ってほしいなあリナレスには。

クルスは戦い方が不細工で無様で滑稽だった。
あまりのみっともなさに妙に心を打たれた。
自分と重ねて観てしまう部分があるんだろうな。

何をやってでも、すべてを敵に回してでも手放しくたくないものがある、という生き方はやっぱりひとつの「強さ」の形だと思うんだ。
長谷川は、いうまでもなく強かった。神が宿ってますな。
何かの番組で、「このポジションに頭をもってくると相手がどういうパンチを打ってくる、という癖を分析して、それを誘ってからカウンター打つようしている」みたいなこといってたのだけど、この試合の右フックもそんな感じだったと思う。
まさに小泉さんがよくいうカウンターにカウンターをあわせる感じ。

ただ、なんか試合前の表情がだんだん腫れぼったくなってきてる感じがする。なのに頬はこけてるし。減量苦は明らか。早いとこ階級上げてほしいなというのが正直なところ。もっと試合中のパフォーマンスが向上すると思う。
サーシャとは・・・どうなのかなあ。ダルさん負けちゃったし。これ以上この階級にとどまる意味はあまりないと思うんだけど。
10度防衛、てそんなに魅力的な数字かね。選手寿命縮めてまでやることでもないような。

粟生は前半の作戦失敗が最後まで響いたか。陣営の誤算は試合前の時点で「スピードでは五分のはず」と思ってたところか。
ボクシングではスピードでもテクニックでも1枚も2枚も向こうが上だったといわざるを得ない。粟生はなまじ目と勘が良すぎるのかもしれない。ここで打ったら体勢が崩れたところ打ち返される、というのがわかるから手が出なかったのか。近づけば被弾するし、離れたら手が出ない。
粟生はキャリアで初めて才能の差を実感したんじゃないだろうか。
再戦しても勝つビジョンが浮かんでこない。
どうにもパワー不足感が否めないので、Sバンタムで再起をもくろむ、とか無理・・・か?
熊朝忠は予想されていたよりかなりいい選手だった。
タフでスピードがあって、パワーもあった。
内藤は何とか持ちこたえたといったところか。
結果的にだけど中国でやらなくて正解だったかも。
やってたらホーム判定、もしくは最悪KO負けもありえるレベルの相手だった。

世界は広い。


ついでに山本キッドの試合も観た。なんか試合前から厳しい表情してたかららしくないなあと思ってたら案の定判定で負けた。
山本も何気に歳だしなあ。
戦い方自体も少しおとなしくなっていた。
怪我の影響はまだあると見てよさそうだ。
もう少しじっくり回復を待ったほうがいいかもしれない。
スタンドでポイントは取れてたと思うんだけど、どちらかといえば不運な判定だったかなと思う。
パッキャオの快挙はすばらしいこととして、なぜか一戦一戦勝ち続けるごとにどうしてもぬぐえない違和感があったことも確かだ。

本当に17階級も必要だったのか。
1つの階級に5人も6人も乱立している世界チャンピオンとは一体なんなのか。
そして世界タイトルそっちのけで人気者同士でビッグマッチが開催されるこの状況。
今まで、どこよりも一番強いと思われていた本場ラスベガスのスター選手たちが一人のアジア人に全滅させられようとしている。
デラホーヤ戦におけるパッキャオの強さに対する俺や保守的なボクシングファンたちのリアクション、どこか諸手をあげて喜べなかった気持ちや、反感はいったいななんだったのか。
それはつまり今まで築き上げられてきたボクシングというものの歴史観の断絶に対する恐怖心の表れだったのかもしれない。

近代から現代にかけて、ボクシング技術はよりディフェンシブに、打たせずに打つを信条に戦い方が先鋭化されていく。ジャブをつき、サークリングをし、適正の距離を保ち、ベストポジションからパンチを叩き込む。
そして、それはクラシックな、がちゃがちゃしたボクサーをオミットする結果にもつながっていった。
近代ボクシングは、古くはレイロビンソンから始まり、その技術をモハメドアリがヘビー級に普及し、レイレナードが更なるスピード革命を起こした。(※ここでマイクタイソン、ナジームハメドなどのアンチテーゼも台頭するが長くなるのでカットする、彼らが現代のボクシングスタイルのパラダイムに与えた影響は計り知れないだろう)
これらの流れを受け継いだ現代のボクシングの代表格がオスカーデラホーヤだった。フロイドメイウェザーも自称するようにレナードの後継者であるといっていいだろう。
そしてそこに現れた不確定因子がマニーパッキャオというカウンターカルチャーなわけだ。

「階級を上げたら不利なのは常識なのだ。まして8階級も上げて上の選手に通用するわけがない」
「アジア人はボクシングという競技においては最下層なのだ。白人、黒人種の反射神経にかなうわけがない」
「あんなガチャガチャした戦い方は華麗さがない。もっときちんとしたフォームじゃないと強いパンチも打てるわけがない」

そのほとんどが否定された。
ここまでわれわれが正しいと信じて疑わなかった近代ボクシングの技術、考え方は、パッキャオという革命者によって崩壊させられたわけだ。
しかし、だからこそ、旧来からの懐古ボクオタ(笑)はこの結果を踏まえたうえで新しいパラダイムを構築する必要性が出てきたわけで。
これから30年後に、パッキャオという男が新時代のボクシングのパイオニアであったのか、ボクシングに止めをさした男であったのかというのはそのときになってみなければわからないのだけど、俺はやはりこのような結果を肯定的に捕らえる柔軟さは必要だと感じている。
でないとこれから10年、20年にわたってボクシングが楽しめなくなる可能性があるからだ。
現在のボクシング界のスタンダードは紛れもなくマニーパッキャオという男を中心に回っている。


・・・・さて、ネーム描こう。7日締め切りだ。はよせんとな。
いやあ・・・強かった。すまん、どうやら彼の実力を見誤っていたみたいだ。俺の小さな脳みそがはじき出した予想よりあなたはずっと強かった。
パッキャオは神に魅入られてるのか。
なんなんだろうなあこれ。まさに脱帽の一言です。
パッキャオを見ていると階級っていったいなんなの?ていいたくなる。

いろんなボクシング関係者はパッキャオの強さを解析するんだろうけど、実は何がすごいんだ、て特定しにくい選手なんじゃないだろうか。
もちろんスピードはあるしパンチ力もあるし、スタミナも精神力も全て兼ね備えた万能型の選手であることには違いないのだけど、でもそんなのは現役のトップレベルの選手を見ればごろごろいるわけで、じゃあなんでパッキャオだけがこんなに勝ち続けられるんだ、てことの解析は、実は誰もできんのじゃないかなあ。

21世紀の初頭ボクシングの歴史上に現れた突然変異種、それがマニーパッキャオというボクサーなのだろう。
20年、30年、40年たってもパッキャオというボクサーがいかに偉大であったかは語られ続けるのだろう。
そんな男をリアルタイムで見れて本当に幸せだ。


・・・
一方ハットンはショック大きいだろうね。もしかしたら倒された記憶もないかもしれない。それくらい戦慄のKO劇だった。ここで終わるような男とも思えないが。終わっちゃいかんよねやっぱ。巻き返しに期待したい。
今日は少し緊張していたのか固かった気がする。そこを逃さなかったパッキャオの集中力はさすがとしかいいようがないのだけど。

メイウェザー×マルケスはどちらも好きな選手だから応援は迷うところ。
マルケスのここ一番の勝負強さは半端ないのでメイウェザーといえども一筋縄ではいかないと思う。
パッキャオ×マルケス、パッキャオ×メイウェザー
どちらになってもなんというドラマチックな展開。これは今から期待せずにはいられない。
・デラホーヤ引退。意外と「ああ、やめるんだ」て感想しか出てこなかったのは、これ以上戦い続けることの意味がないことがファンである俺らの目からしても明らかだったからなのだろう。
今まで何度となく激戦を繰り広げてきたデラホーヤ。チャべス、ウィテカー、クォーティ、トリニダード、モズリー、バルガス、ホプキンス、メイウェザー、パッキャオ。その時代を代表するほとんどの選手たちとこぶしをあわせた。まさにボクシング界の中心人物だった。肉体に蓄積させたダメージは相当のものだろう。これからは第二の人生。そちらの方も頑張ってください。お疲れ様でした。

・パッキャオ対ハットン。楽しみではあるがここでパックが負けたりしたら今後のドリームマッチの行方がおじゃんになりかねんので踏ん張ってほしいがどうかなあ。ぶっちゃけ糞強いぜハットン。
パッキャオ×メイウェザー実現のためにも是が非でも勝ってもらいたいものだ。
後マルケスと試合すんのかなあメイウェザー。マルケスがミラクルを起こしそうな予感がしなくもない。順当にいけばメイウェザーだろうけれども。これまた楽しみな試合だのう。

・ウィリアムス強すぎ吹いた。時代は確実に動いてんだなあ。ハーンズの体格の上に打たれ強いとかチートすぎると思う。

・ホプキンスおじさんは結局誰と対戦すんのやろ?トニーか?トニーなのか??

・オルティス、すごくいい選手に育ってるね。こりゃ次世代のスーパースター候補として期待してもよいかもしれんですね。世界チャンピオン止まりじゃなくて、いずれはウェルター級戦線への殴りこみをかけてほしいですな。
いったい何がいけなかったのか。
最初にそう思ってしまったのはあくまでも印象だ。
現時点で、憶測でどうのこうのいう話ではない。
ただ、ひたすら残念だ。

小松は気持ちと勇気が前面に押し出てるすばらしいボクサーだった。
今はただご冥福をお祈りします。

本当、今までお疲れさん・・・。
あっちでも世界目指して頑張ってください。

おk

2009年3月30日 ボクシング
コット前より体が筋肉質になってたような気がする。
対マルガリート戦をにらんで体負けしないための肉体作りに励んでんのかなア?とかちょっと期待してみる。
パブリックさんはまだちょっとホプキンス戦のショックを引きずってる感が。イーグルアイでもえらい人がそういってました。

そういえば今日は昼休みに弁当食いながら2ちゃんねるの格闘技板見てたんだけど、
「ゲリバwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
てスレ発見してなんか笑いをこらえるのに大変だった。
メシ喰ったら、急に便意をもようしてトイレに駆け込んだんだけど、ウンコしながら「ゲリバwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」てスレのことを思い出したらゲラゲラ笑い初めて実際出てるウンコもゲリでやばかった。
ゲリを出しながらゲリバwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwとかなんかもう耐えられなかった。

「ゲwwwwwwwwwwwwwwwリwwwwwwwwwwwwwwwwwwバwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwうはwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwわけわからんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwちょwwwwおwwwwwwwwwwwwwkwwwwwwwwwwwwwwww」


非常に下品だがウンコネタで一人で爆笑とかなんという思春期だろうか。俺にもまだ少年の心が残っていたのかと感動した。
正直いうと、詳しくは知らないボクサーなのだけど、ミニマム級の日本ランク一位の人だったらしい。
ボクシングという競技の性質上、リング上の事故はどうしても避けられないものだけれども。
その競技のファンからすればご冥福を祈ることくらいしかできないもので。うん・・・

ただね、そのボクサーがプライドと気高い心をリングに刻み続けた事実を周りの人たちはもっと称えてみてもいいんじゃないかな、とも思うんだわ。
ただ悲劇がのみが残るわけじゃない。
勇者の誇りは、ちゃんと残された人の心に刻まれてるはずなんだ。

辻昌建選手のご冥福をお祈りします。

ちょw

2009年3月14日 ボクシング
小松と大毅が対戦とかw
ちょw小松wwwオマwwww

て感じなんだが、まあやるんだったらやるんでなかなか楽しみな一戦ではある。
小松にとっても再浮上できるチャンスだし、絶対に負けられない試合になるだろう。
いい試合になると良いね。
誰が誰と対戦しようと、それはいつも思うことだ。
試合というのはある意味で作品作りに似ていると思う。



後、長谷川は一気に2階級上げるのはオススメできない。
クリスジョンとはかみ合わんだろー絶対。
しょっぱい試合は、ファンも本人も望むところではないだろう。
日本での知名度優先ということでクリスジョンを選ぶのなら絶対やめといたほうがいいよ・・・
やるならやっぱ、バスケスかマルケスだろー。ラスベガスに顔だしする意味で減量の楽なほうのフェザーでテストマッチやってからでも遅くはないんじゃないかなあ・・・
つかこれだけ派手に勝ててもベガスからはお声がかからんのかのうやっぱ…。

追記:
どうやらダルチニャンとの対戦のうわさもあるみたいね。
これは観てみたい一戦かもしれん。どちらが勝つにせよKO決着は必至だろう。
しかしなあ、減量が限界ときているならもうバンタムにとどまるのはよしたほうがいいというのが個人的な本音ではある。さてさてどうなりますかな?
かつてこれほど圧倒的だと呼べる日本人がいただろうか。
強い・・・強すぎる。長谷川は強い。それも圧倒的に強い。
減量苦、サウスポー、映像を観る限り明らかに手ごわい相手といえるマリンガ。
さすがに今回は苦戦は免れないだろうと思っていた。
試合展開としは、マリンガは初回から打って出てくるだろうと俺は予想していた。

だが、マリンガは長谷川のスピードとカウンターを最大限に警戒してジャブで組み立てる展開。
思っていたよりもずっと賢い陣営と選手だ。しかもシャープで伸びのあるジャブを打つ。アウトボクシングをすればかなり懐は深いだろう。接近してもアッパーがある。

ますます長谷川は苦戦するだろうという予想が的中しそうな気配を感じる。
だが、一通りジャブを見せて気をよくしたマリンガがいつもの調子で左を延ばそうとした瞬間、長谷川の左ストレートカウンターが決まっていた。
そっから先は独壇場。つめにいくラッシュもとどめの左も、日本人離れした迫力とパワーを感じた。今の長谷川は右でも左でもKOを狙いにいけるボクサーに成長した。
今の長谷川ならと思う。
今の長谷川だったらSバンタム級にあげてラファエルマルケス、イスラエルバスケスらと戦っても互角以上に渡り合えるのではないかという期待感がある。
ここまで強くなったのなら是非やってのけてほしい。
本場のラスベガスでさ、強さを見せ付けてほしい。
ボクシングファンの夢をかなえられるだけの力を持っていると確信させるには申し分ないパフォーマンスだったよ。


一方粟生は、自分のいいところをつぶしてまでラリオスの個性をつぶすというある種ホプキンスやライトさん的なうまさを感じたかなあ今回。
しかしファイタースタイルはやっぱまだ板にはついてない感じやね。
ラリオスにはずいぶんと衰えを感じてしまったかな。
粟生がよかった、というよりもラリオスがかつてないほどに良くなかった。1Rからラストラウンドまで最後までかみ合わなかったね。
粟生陣営は出てくるラリオスにカウンターを取りたかっただろうけど思ったよりラリオスが消極的で、ラリオスは粟生陣営の裏をかけたところまでは良かったものの、自身のコンディションがすこぶる悪くて離れてもくっついてもいいところが観られなかった。
最後までたっていたのはプライド以外の何物でもないだろう。
試合後、判定を聞くまでもなく粟生を褒め称えるラリオスは本当気持ちのいい男だねえ。ナイスガイだ。

試合後の二人の会話がほのぼのしてて面白かったw
辰っつん負けちゃったね・・・
やっぱ軽量級の38歳は厳しいよなあ。

中量級~重量級みたいにある程度パワーでごまかしが効く階級とはわけが違う。
連打を打つスタミナ。その速い回転の連打をかわす紙一重の反射神経。
歳を喰うと衰える要素ばかりだ。
うぬう。戦いながら勘が戻る前に大事にならなければよいが・・・

マルケス兄貴かっこよかったです。
しかし今年は爺どもが大活躍ですね。
この分だとカーンも危ないんじゃないだろうか。
マルケス兄貴には是非Sライトまで上げてもらってメイ、パックとの試合を観たいものですな。

後WBCの日本代表なにやってんですか・・・
しかし打てんのう。イチローもさすがに歳かねえ。
いやあ、すっげー試合だった。
久々にテレビの前で絶叫しましたよ。

実はモズリー勝利自体は予想していたのだけど、まさかあそこまで圧倒的なKOを見せてくれるとは思わなかった。
37歳でこれか、どんな体の構造してんだろう。

作戦が完全にどんぴしゃはまった上に自身が絶好調だったからこその結果なんだろうけどね。
しかしスイッチしてからの飛び込むような左ストレートは鮮やかだったなあ。
まさに三代目シュガーを名のるに相応しいすげえKOでした。

丸刈りは歴戦の疲れが溜まってる感じがする。
まずはゆっくり休むことだな。それから今後のことを考えればいい。
あの倒れないマルガリートが力なく沈んでいく姿には哀愁を感じてしまった。

まあ、語りたいことはいっぱいあるんだけど、この辺で切り上げよう。
文章が止まらなくなりそうだ。
いやあすごかったなあ…すごい。すごいなあ。
小堀はよくやった。

モーゼス速いなあ。やべえのが出てきたなあという感じ。
もう30なのか。いい素材だと思うのだけどもったいないなあ。
これだと有名になる前に衰えが来ちゃいそうだ。
相当つええでしょこの人。

妙に気が強いのか、ちょっとでも打たれると足止めて打ち返す性格っぽいとこが気になったけど。
ソルトボクシングに徹すればちょっと牙城を崩すのは大変そうだ。

小堀選手は腐ることないよ。大健闘だったといいたい。あんなん誰がやっても勝てませんて。
モーゼスが力衰えてきた頃に再戦とかすれば勝てたりするかもしれない。
にしても黒人は時にとんでもない選手が現れるね・・・

西岡、内藤はばんざーい。
坂田は・・・運が悪かった、つーか、交通事故みたいな負けだと思って、立ち直って欲しいね。そんなに悪い試合の流れじゃなかったと思うんだけどなあ・・・
スロースターターってのを無理に矯正する必要ないんじゃね?
衰えってのは足に一番くるもんなんだね。
デラ、ロイ、長いスパンで観た限りにおけるホプキンス。
やっぱみんな足が一番顕著に衰えてると思う。

まずフォロースルーが伸びなくなる。パンチの射程が短くなる。
踏ん張りが利かないから体が流れがちになり、結果的にガードの戻りが遅いから狙われやすくなる。
追い足、逃げ足、ともに鈍いから出入りを頻繁にされると対応できなくなる、と。
下半身と上半身が連動してないからパンチの威力そのものが半減。

残念ながらこの前のデラホーヤはこの悪条件の全てを満たしていたと思う。
ロイはガードの戻りだけは意識してるから最低限体格的に負けない相手には勝てる条件はまだそろってるかなと見てる。
ホプキンスにおいては連打するときの足の踏ん張りが効いてない現象はおきてるかな。ただ、やっぱ練習欠かしてないのか体質なのか、ステップワークとボディワークの衰えはないんだよなあこの爺さん。


足意外でいえば、もうひとつの衰えは反射神経か。
なんでだろ。ホプキンス、この辺はほとんど衰え知らずなんだよね。不思議な話だ。
ロイは見切りが悪くなってる、つーかガードしてても隙間ちょこちょこ抜かれるんだよなあ。
デラは・・・ありゃ練習してないだろ絶対。もらってから0.5秒くらいたってからガード上げてるし。何処のご老体ですか、てレベルの反応の鈍さだ。打ったらせめてガード戻す努力しなさいよって。
やっぱミスマッチだったなあデラ×パック。
試合前から盛り下がった目線で成り行きをみてたんだけど試合内容も残念試合だったようでどうにもこうにも残念すぎる残念だ。

パッキャオはバレロや、ファンディアスらとの対戦があったのにそれを蹴ってベストパフォーマンスの期待できない階級に移行してしまったのが残念だし
デラはレナードジョーンズ現象でただの通行人のオッサン化してたし一体何しにきたの?て感じだったのが残念である。

デラは引退試合はSウェルターでマルガリとやるべきだったんだよ。万が一にも負けられなくて話題性があってかつ安牌とみたパッキャオを選んだのかもだけど、まあそれにしてもこの体たらくはない。
本当に練習してたのか?と疑いたくなるほどスピードもないし反応もウンコだった。
デラのバッドコンディションの正体は多分、「衰え、減量苦、練習不足」の三つが原因だな。正直、デラには若干の失望が否めない。

そして何よりも残念なのは今後のことだ。話題先行でその場限りのドリームマッチとやらを組んだことで、今が旬のパッキャオはどうなるのかという話。
一度ウェルターまで膨らませたこの体を今後、何処にフィットさせていけばいいのだろう。
正直、パッキャオが今後もウェルターで勝ち残っていけるほどこの階級は優しくないだろう。
ただのオッサンには勝てても筋金の入った一線級の選手をアウトボックスしてまわるってのは無理にもほどがある。
となると、パワー負けしないであろうメイウェザー、もしくはコットとの対戦かなあ。まあこの二人と戦ってパッキャオ伝説完結、てシナリオなら見てみたいけど。
でもまだ引退しますとかそういう歳じゃないのにね。もったいない・・・
ロイさん負けてしもた・・・
ザギ爺さん強い脳。
いい加減にしろよ爺。
試合後、茫然自失の若者に説教かます爺が素敵でした。
後、インタビューの最後にロイにラブコール送ったとこが
なんか来るものがあったぜ・・・

ロイさんマジ頑張って。
日本人てジャブ上手い人あんまいないよなあ。
これはお国柄なのか、
トレーナーの指導力不足なのか、
そもそも日本人の手足が短いために不向きなのか、
のどれなんだろ?

3センチくらい大きい相手と試合すると途端に
パンチが届かなくなる病を患ってるボクサーがとても多いと思うんだ・・・
たまに自分の方が明らかに大きくてもパンチが届かない人とかいるし。
なんでぞ?

1 2 3 4 5 6 7 8 >

 

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索