ハルヒの4話観ました。長門つええ。小泉はもっと長文しゃべっていいよ。こいつの婉曲的かつ衒学的な語りは結構好きだ。長門が綾波なら小泉は押井キャラのパロだよなあ。もっと不細工のキモメンだったら相当好きなキャラだったのに残念。鶴屋さんかわいいよ。みくるはいらないコ。ハルヒは声が微妙に安定せんなあ。叫び声はもうちょい抑え気味でいいんじゃね?
後細かいツッコミなんだけど三塁打打ったときのあのスライディングはやべえだろ。太ももの皮膚が大惨事なことになっちゃうYO。
エロいなぁ。ハルヒの声がエロ過ぎてたまらん。「来ないと、死刑だから!」とかずきゅーんポーズとられながら言われたらもうどうしようもないっすよ。さいこうっすよ平野さん(名前覚えた)それにしてもキョンはハルヒにツンデレだなあ。最近はおとこがツンデレのパターン多いっすよね。まあ古きよき日本型オヤジは基本スペックとしてツンデレを搭載してるわけだが。

ストーリーに関しては多分演出のコンテがいいのだろうね。うまい具合にロングとアップを使い分けててかなり見やすい。映画的というか実写的なアングルをかなり多様してる。アニメ的でありながら臨場感があって台詞が多いのに薄っぺらい紙芝居に収まってないんだよね。キョンのモノローグが実際の台詞と入り混じってるのも原作のよさをそのまま引き出ててすごくいい。マジ京アニ天才。監督はAIRの人と一緒なんかな?

一人称系のラノベはこういう風にアニメ化しなさい、ていうマニュアルを作ったといってよさそうなくらいに先鋭的なつくりになってるとオモた。こういうコンテ切りとモノローグ多投で切り抜ければ作画枚数が足らなくても視聴者を飽きさせない演出が可能なんじゃなかろうか、とか勝手に期待しまくってるよ。
ISBN:4344806913 コミック PEACH-PIT 幻冬舎 2006/01/24 ¥620

近くの本屋にはどこにも発売される気配がなかったのでとうとう密林に頼んでgetしました。どうも俺の地方の本屋はオタクに対しての戦略がなっとらんと思う。けしからん、実にけしからん。
銀ちゃんがやたらとしおらしく可愛くなっちゃう6巻。病弱電波少女と絵に描いたようなツンデレ交流。エロいなあ。銀ちゃんの頭をなでなでしてやりてえ。でも見るべきところはそんくらいしかない。
なんか展開が迷走してる気がする。そもそもアリスゲームなんて設定自体無理があんだよなあwヤル気満々なのが銀ちゃんとばらスィーくらいしかおらんのもアレだ。もう可愛いお人形さん鑑賞漫画に転向したほうが懸命なんじゃねーすか?
ボクシングとかガンダムとか見てる一方でこういう可愛いものを見て癒されてる俺って激しくスキゾな上に気持ち悪いですね。
エロかったです。何が、て、ハルヒの声が。

前評判はネットで見てたからまあこんなもんかというのは想像ついてたので別に、どーてことないかな。つかキョンのツッコミが中途半端に寒いのはアニメも一緒で、原作に忠実なんすね。

自分としては、スタッフにあの駄作垂れ流しを解説なしで放送する勇気が欲しかったかも。そしたらもっと批判の嵐だったかもだがそれくらいやっちゃってよかったんじゃないすかね?破綻ぶりが中途半端というかやるんならやっぱエヴァンゲリオンくらいやってくんないと突き抜けた感は薄れるよなあ。

ああ、で、話は戻るんだがハルヒの声、エロイな。マジばっちしじゃねっすか?小説読んでて脳内変換らくらく出来るくらい声優の声がどんぴしゃではまってたよ。名前忘れたけど。長門の声も妙に甲高い声じゃなくてなつきクライシスよりなクールボイスでよかったよ。割かしみんな声があってたんでこれからも期待できそう。頼んだぜ、京アニ。

予告をよく見るとまだハルヒの髪が短いままだね。てことは来週は原作の一巻とはまた違う時期の話、てことになるのか。こういうパズルみたいな構造の話てメタっぽくていいよなあ。タランティーノ萌え
ようやく全部観終えた。いいラストだったね。気持ちいいくらい動画は動きまくってくれたし、本筋と関係なさげなのが絡んできたりラスボスが意外にあっけなく死んだりと奇をてらった演出がかなり光ってたと思う。
これではずしまくりだったらつまんないんだけど割とはまってたし最後はべたべたし過ぎないでジョジョの第三部みたいな「バーン」てな感じのお別れで前向きなんだけどちょっと切ない雰囲気出ててよかった。3人のその後が気になるなあ。
こういう話って意外に後々まで覚えてるんだよね。後々まで覚えてるということはつまり心に残るいい話だったということだ。いやあ面白かった。

ていうかいまさら気づいたんだけどさ、監督は渡辺信一郎かよ。そりゃカウボーイビバップくさくなるわな。ちゃんとスタッフロール嫁よ自分
なんつーか、胡散臭せー漫画だった。絵は上手いし構成も上手いしこの若さで(といっても俺より2つも年上ですが)テクニックはかなりの域まで到達してるんではなかろうか。

にしても胡散臭せーんだよな。コマの隅々にまで「若さ(笑)」とか「セカイ系w」とか「青春(笑)」とか「夢と書いて儚い(笑)」的なオサレ台詞が散りばめられてんだけど、どれもこれもあっちとかこっちから持ってきたような引用にしか見えなくて作者の本音じゃねーよなーて気がする。いや本音なんだろうけどさ。俺らの世代特有のアイタタ加減を地で逝ってるんだが、どれも浅いラインでとどまってるというか。「・・・ッテネ」ていう照れ隠しやってるおかげで読んでるこっちも( ´_ゝ`)フーンてならざるをえない。もっとみっともないキンモー☆イ本性見せてみろテメエコラみたいな、そんな漫画ですた。それともこれが俺らの世代の限界だ、といえばそこまでなんだろうけどさ。
精神が枯れまくってる私ですが最近はこれとラブひなとか見て心を癒してますよ。いまさらラブひなかよ、とか思う奴もいるだろうがあのころのツンデレ気味だった僕としてはああいう駄目男の周りにエロ可愛げな女の子たちがたむろしているというどうしようもなく駄目駄目な構図がどうにも受け入れられなかったのよね。受け入れたら負けかなとか思ってた。
今となっては若気の至りですが。だって事実、俺は駄目駄目だしw成瀬川萌えとか言って何がいかんのだ?現実の女なんて糞喰らえだぜゲロゲロー。マンコ臭すぎんぜー。ぜんぜんサムライチャンプルーの話してねーな・・・べ、別にいまさらラブひな見てるという恥ずかしい免罪符が欲しくてこんなこと書いてるんじゃないからねっ!

で、サムライチャンプルーなんだが、これって作品自体はそんなに面白くねー。がんばって時代劇バージョンのカウボーイビバップ目指してみましたみたいなことやってるけどシナリオやってる人の話の幅が狭いのか、いまいち毎回似たようなテンションでどうにもひねりのない話ばっかり。「おっ」と思わせられる回が少ないんだよね。キャラもムゲンが1人立ってるだけで、フウとジンは影が薄い。3人そろってならでは、という展開が少ないのが惜しい。まあ俺の好きなビーバップハイスクールとかもそんな感じだったけどな。ヒロシばっかり活躍してトオルはぜんぜん活躍してねー。
どうも長編ものの話は主人公を2人、とか3人とかにすると作者が描きやすいキャラの1人だけが目だってあとはおまけちゃんになっちゃう傾向が多いよな。

散々文句ばっかりいってるけど中澤一登氏の描く絵は個人的すんげえ好きです。僕は骨格フェチなので関節部がボコボコしてたり輪郭に差異があったりするのが好みなんだよね。アレだけでデフォルメしててルパンみたいな手足でもちゃんと人体が成り立ってるように見えるからいいんだよなあこの人の絵。

総括すると作画とテンポのいい、ノリだけでも十分見れる内容ではあるんだけど。1話を観る限りもっとやれるだろうという期待も大きかったからなあ・・・
いやまだ最後まで観てないんだけど。
めちゃ面白れー。
スポルトのアホっぽい宣伝文句とかを皮肉ってんだろうけど、ウッチーのブスさ加減とか熱い自分語りとかネットに散乱する無数の自意識の対象化とかは、新井節というか彼の毒が全面に押し立てられてて凡人の身としては「アレ?僕のことですか?」と思える点も割とあるのでアレなんだが、プライドの高い奴とかは読んでて本気でむかついたんじゃないかな今回の話w
絵的に好きなカットは凛がニット帽をぐいっと深く被りなおしてるとこ。このカットのときにどういう台詞をしゃべってたのかは忘れたんだけど、凛の落ち着きのないしぐさのリアルっぽさは、本当に芸がこまかいよなあ、と関心させられる。

一番痛快だった台詞がこれ。
「本当に一番好きなことやってたら自分眺めてるヒマなんかねえだろ。極道だったボクも、セレブ気分の私も、俺から見りゃ中身スカスカのペラペラだよ」
自虐ネタ的に結構使えるよなこれw

んで最後には現実じゃやれないようなタブーを漫画の中といえどもやってのけちゃうあたりがもうね。本当にやっちゃっていいのかのギリギリ感がまたたまらなく痛快。
「ひゃはははっ ヤっちゃった おもしれ〜っ!!」

ところでSUGARの頃と違って階級が二つ増えてる。確か前はSバンタムだったと記憶してるのだけど今はSフェザー。こりゃ本当にミドルまで逝くつもりなのか?まあ多分、新井氏はボクシングそのものを描きたがってるわけじゃないんだと思うけど。
DVD エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2005/02/16 ¥6,090

前から気になってはいたけど観てなかった。全部観たらなんか割とイメージどおりの話だった。ちなみに原作の方はぜんぜん読んでない。どっかの漫画喫茶で読みたい気にはなった。

セカイ系っぽい日常と非日常の同一性云々は笠井潔先生にでも任せておくとして、単純な個人的な嗜好としてはこういう舞台設定の話は好きだ。学園が一個あってそこを舞台にあーだこーだとぐだぐだやってるのは。くにおくんとかスクールランブルとか好きだしね…ちょっと違うか?すでにモラトリアムとかいう範囲を平然とぶち破ってますがね。おまえそれ警察呼べよ、て話がなんのツッコミもなく感情剥き出しの愛憎展開されてる過去編とかにはちょっと…かなり食傷したけどな。
五十鈴が一番エロかわいかったね。棗一族は総じて逝って良しかなっ♪
ISBN:4091530338 コミック 柿崎 正澄 小学館 2003/10/04 ¥530

友人がやたら絶賛してたのでとりあえず3巻まで読んだ。漫画としてはかなり面白かった。佐々木先生超いかす。あそこまでキモイ人をノリノリで描ける柿崎氏の力量にも感嘆した。

こういった男の友情モノは昔から結構好きなジャンルなんだけど。ただ、今はそういうホモソーシャル的な視点の物語で自己回復に向かえるほど素直な性格でもないんだよね。
作者もその辺わかってるのか、死が隣り合わせであるからこその「生の実感」に対するアイロニーが単行本の後ろ側にあって、あのページから窺えるのはマジになっていることに対するメタ視点的なパロディであり、要するに照れ隠しもあるだろう。

これを読んで、こんな時代があったんだから俺も頑張んなきゃ…とか触発されて大マジになったフリして生きれるほど社会は暑苦しくないんだよなあ。
あくまでアンちゃんカッコええぜ、という燃え要素に元気になるための本であって、くれぐれも俺はアンちゃんみたいなビッグな男になる、とかいう勘違いを犯しちゃ駄目っぽい話。
アクエリオンの最終回観た。シルヴィアが未亡人になっちまったよ。ラストがギャグとしか思えない(ギャグなんだろうけど)野郎3人の合体で片がついたおかげでぜんぜんアポロに悲壮感がないのが良かったけどさ。
また1万2000年後に合おうぜ、とかそりゃねーよなー。シルヴィアはシルヴィアとしてアポロはアポロとして天寿をまっとうしないと意味なさげっぽいような。まあ俺が輪廻転生とかぜんぜん信じないたちだからこういう気分なのだろうけど。あいつら3人は絶対アクエリオンの中で喧嘩してますね。男3人で合体とは…美しくない、何故私がこんな男と…、うるせえ、飯は何処だ、とか言ってそうだ。うふふ(水島調

アクエリオン本編とは関係ないんだけど、この作品を観て最後にわかったことは身体の重要性だったね。富野がいつも身体身体言ってる意味がどーにもぴんとこなかったんだけど、体全体で表現するということは精神的にも肉体的にもかなり健康なのだという点。ハンマー投げで投擲の後にうがーぐおーぬがーとか言ってるけどあれもああいう余韻を残さないとあそこまで距離が飛ばせないからやってることだと思うし、ボクサーがKOの後に咆哮をあげるのもそういう意味。ダンサーが体いっぱいで表現する「あまり」の部分はそうでなければいけないからだし、音楽家が全身で楽器を弾くのもそういった全身の内から出る力で表現しないと表現しきれないパワーがあるからだとわかった。そういう自分の瞬間瞬間の動きに酔う、リズムを刻む、ということが常々大事なことなんだろう。

僕は絵を描くのだけど、こういう地味な活動に身体性はあまり関係ないんじゃないかとか思ってたけど実はそうじゃなくて、多分絵も一緒で、体全体で描ききらないといかんのだろうなあと考えを改めた次第です。こういった身体性の重要性を教えてくれたという意味では観てよかったなアクエリオン。
ISBN:4063613615 コミック 古谷 実 講談社 2005/08/05 ¥560

前提として9月15日の日記読まないと意味わかんないかもしんない。
実は単行本持ってない。立ち読みで全部済ませた。買って読みたいほどに面白い漫画でもないし、全編にわたって不愉快さを意図的に描いてる漫画なので真剣に読むとZガンダム並の不愉快さを許容しなくちゃ読んでられなくなる。にもかかわらずなんで今、レビュー書いてんのかというとパズルのピースがきっちりはまり込むようにこのシガテラと前作のヒミズの作品としての意義がわかったからで、面白いから読んでよ、てわけで書いてるわけじゃない。ヒミズとシガテラは悪意を探索するという命題において対をなす作品だ。

ヒミズにおいての悪意とは外部に存在(であるかのように)し、主人公は悪の存在を駆逐すべく活動をする。心象的トラウマを抱える青年は自分に巣食う悪の遺伝子を呪い、その上で悪である自己と同じ悪を葬った上で死のうと決意するわけだ。しかし、対象としての悪や絶望など何処にも、この日常世界には存在しないことを知り、自身の何処にもない悪意を探索しつづける心こそ、絶望であることに気づき自殺する物語である。死ぬ直前に彼は彼女と結婚し、子供を育て、そして死ぬという「普通の幸せ」の未来を夢想するが、「悪」の存在しないその幸せの世界は自殺を引き止める理由にはなりえなかった。なまじ青年が悪意を直視してしまったがために引き起こされた自殺で物語は結末を迎える。

その対としての作品であるシガテラはヒミズの真逆をいく物語だ。「悪」は自身の中にこそ存在し、そのシガテラの毒によって回りの人間はどんどん不幸になっていく(かのように見える)という構造をとるが、ヒミズで描かれた、外側には「何もないこと」の絶望とは違い、こちらは実際的には外側に悪意が渦巻いている。反証的な考察もヒミズとは対照的であり、あくまで自傷的であり、外部よりも内部にこそ悪の根源があるのではないか、という思春期にありがちなくだらない自意識にとらわれている。そういう、ちょっと気の弱いオトコノコがこの物語の主人公である。そして自身こそ悪意の象徴ではないかと疑う彼は「絶望がある」という認識を捏造し、悪というシガテラから目をそむけ、直視しなかった。彼には少年時代苛めにあったという小規模のトラウマがバックボーンとして存在した。本当は「何もないことの絶望」を直視することをあえて、避けた。その結果として死なずに済むが、最終回ではあっさりとそれまで培ってきた、トラウマ的日常性を全否定する台詞が挿入されることになる。「僕はつまらない人間になった」(この一言だけでこの作品の意義がある、それまではすんげーつまんなくて古谷は何がやりてーんだよボケが、とか思ってたけど見直した)。悪意を模索しつづけた日々に見切りをつけ動物化(笑)した彼はその後の腐りきった死に損ないの日々をシガテラそのものであるかのように生きていく。
ISBN:484023163X コミック あずま きよひこ メディアワークス 2005/08/27 ¥630

最近こんなんばっかり買ってるな。もうやることないからな。時代という物語は最終回迎えたのに、世界という物語は相変わらず続いてて、そんな終わらない世界に生れ落ちたオタクはこんなん読んでぬるく生きるしかないんだよな。終わりなき日常を生き抜くための教科書みたいな漫画だよ。
あずまんが大王の系譜を次いだ漫画は今、ひとつのジャンルとして成立しつつあっていろいろあるんだけど、この漫画家はすでにもうワンステップ先に逝ってる。つか、あずまんが大王はそんなに好きじゃなかったんだけど、よつばとはすげえ面白い。オタクじゃなくても楽しめるオタク漫画だろう。

ストーリーは皆無。ただいつまでも終わらない日常が続いていくだけ。しかしそれは箱庭のセカイ的な狭さをはらんだものでもなくシニカルな絶望をはらんでいるわけでもない。ただ、その終わらない日常を面白おかしく、肯定も否定もなく、穏やかにギャグテイストに描き綴られてる。
ギャグとそのコマの間の取り方が絶妙。で、ちょうどいいさじ加減で萌えがミックスされてるからすげーよ。この絶妙なバランス感覚はどっから生まれるんだろう。

個人的には風香がかなり萌え。眉毛太かったり、ちょっと横っ腹余ってたり、服のセンス変だったり、空気読めなかったりとマニアックなエロ可愛さがあるよ。ぐひひ
ISBN:4344806204 コミック PEACH-PIT 幻冬舎 2005/08/24 ¥620

銀様かわいいよ銀様な5巻。アニメ版2期には銀様が出ないということで大変憤慨ものですが、銀様好きなエロイ人は買って損はないだろう。JUM君は頑張って登校しようと試みますが空気読めない熱血先生に励ましの言葉をかけられて一気に萎え萎えになって再度ヒキコモリストに。精神的なタフネスのたらねえ野郎だな、けっ、とか正直思うけど。つーか社会全体にヒッキーが繁殖してる理由とJUM君的な繊細な心の持ち主がヒッキー化する理由は微妙に違う気がする。前者は多分「めんどくさい」が本当の理由だろう。JUM君みたいな心やさしい子はもともと昔からヒッキーだったと思うよ。現代社会のヒッキーの心はきっともっとどす黒いよ。そんなにトラウマーでもないよ。
あと妙に形而上信仰の強い本だなこれ。
まあ銀様と真紅様が可愛ければそんなこたあどーでもいいんだけどね。
ISBN:4840229813 コミック ばらスィー 角川(メディアワークス) 2005/05/27 ¥578

まあ、こんなもん読んだところで僕のウンコまみれな人生が浄化されるわけもないんですが、むしろ更なる転落を招く一歩なんですが、まあこれ以上落ちてもさして変わりはないだろうということで購入した。死にたいときに読むとある程度救われるんじゃないかなあ。ギャグもまあ、そこそこ面白いし。3巻の「リコちゃんハウス」の回だけは爆笑したけども。ああいうアホいポーズとか荒唐無稽な人形遊びはちっちゃいころは誰でもやったんじゃねーかな。そのつじつまの合わなさ加減の不条理さがおかしくてあのころは爆笑してたんだろうなあ・・・今もそういうのは好きだけどさ。

美羽みたいなやつは男だけど幼馴染でいたなあ。僕は笹塚君みたいなやつで、美羽みたいな変幻自在な兄貴分に突撃隊長(別名:地雷撤去部隊、デコイ)とかに任命されてて、泥をかむる役はいつも自分でしたよ。ピンポンダッシュとかに失敗すると俺だけ捕まるんだよw俺だけ先生にこっぴどく叱られて、不条理だったw
女の子しか出てこない話なんだが、美羽を見てると何故かノスタルジーを思い起こされるのは俺だけかな?で、その美羽みたいなシュルレアリストな彼は今、銀行員やってて俺はニート真っ盛りの22歳ですよ。笹塚、ガンガレ・・・orz
ISBN:4063462285 コミック 新井 英樹 講談社 2003/12/09 ¥540

安易にこういう言葉を使っちゃうのはよくないし、その作家さんに失礼だと思うんだけど、それでも書いちゃうと新井英樹は天才肌の作家だよね。ファンの間で評判の高いザワールドイズマインは読めてないのだけどシュガー読むだけでこの人がいかにすげー人なのかはよくわかる。

主人公の石川凛は新井でないと描けない天才ボクサーだろう。森川ジョージとかその他もろもろの泥臭いボクシング漫画を描く人たちには到底描けない「天才」の描写が新井英樹という漫画家には出来てしまう。
凛の天才っぷりは新井自身の漫画家としての才能をダイレクトに表象しており、そういうのは結局、この人自身が天才だから描けることであって、新井氏が天才じゃないならシュガーという漫画は天才というキャッチフレーズのついた似非天才漫画で終わるだろう。この漫画は天才の描く天才漫画であって、凡人が天才に憧れて描く天才の漫画じゃあない。そんな感じだ。

ボクシング描写そのものも一歩よりずっと巧い。特に「スピードスター」を描写することにかけては漫画業界でも群を抜いているだろう。無駄な線は一切なく、ただ必要最低限の残像と静止部分だけで圧倒的に説得力のある構図でボクシングが展開される。圧巻させられる。まあとにかくボクシングファンなら一度読んだらはまると思う。
凛とフロイドメイウェザーとどっちが速いだろう?w
あんま進んでない。僕の精神が弱りまくってるせいだろう。誰か助けてよ!!本田透さんは恋愛資本主義の側の人間をを大変憎んでらっしゃるようだけれど、オタクという生き物も結構ろくな性格してないように思える。少なくともサブカルオタクよりな仮想現実直視できない側の人間の僕としてはオタク系の人と会話するときは、そのコミュケーション能力の低さと空気読めなさっぷりには参らされることが多々あるわけで。俺も空気嫁、てよく言われるけどな!!よしんばオタクのオタクによるコミュニティが守られたとして、文化が拡大していったとして、救済されていない恋愛薄弱者達が救済されると本当にいえるのかどうかはかなり疑問かもしれない。そもそも二次元への愛を希求させる本質というものも三次元界で上手くいかなかったルサンチマンがなせる業なのはどうすればよいのだろう?三次元が存在しなければそもそも二次元への愛に目覚めることすらありえなかったわけで。でも形而上への愛を絶ったニーチェたんも発狂しちゃったって言うしねえ。実存主義そのものがウンコだったとニーチェオタの息子のタイソンたんが証明しちゃったしねえ。オタクはどうやったら救われるのだろう?ホプキンスたん、助けてよ!!
ガンダムAに載ってる元カプコンのイラストレーターだった人が描いた漫画。正直面白かった。これは確か。でも浮いてたね。で、コマワリがかなりアマチュアレベルっぽいと思う。でも結局絵はむちゃくちゃ上手いから神々しく見えてしまったり、これがakimanの魅力に違いない、なんて錯覚しちゃう僕もいたりするんだけども、やっぱ手抜きだよなあ。富樫漫画を思い出しちゃうくらい。これだけ手を抜いても面白いからこれが作風になっちゃったらそれはそれで何というか・・・他のまじめに緻密に一本一本線を描いてる漫画家の人としちゃ立場ないんじゃないかなあと思ったり。ああいう遣り方はakimanだから出来るのだと思うけど、絵が下手な人が遣ったりしたら絶対叩かれる遣り方だとも思た
逆襲のシャアは何回も見直してしまいます。
どうも大好きみたいだ。

シャアはスペースノイドの意志だ、ジオンズムダイクンの志だ、ニュータイプ論だ、とデカデカと公言して地球寒冷化の為にアクシズなんて落っことしちゃいますが、結局大好きなアムロ君に振り向いてもらいたいだけ、というたいした駄目ップリを披露してくれます。娼婦でインド人の彼女を殺されたことがよっぽど悔しかったらしく、でもシャアは小心者だから素直にアムロ、アムロとはいえなかったみたいです。で、地球連邦もネオジオンも巻き込んで壮大な復讐劇が展開されるわけですが、そんな恨みつらみだけの作戦が物語軌道上成功するわけもなく、結局アムロの手によってアクシズは押し返されちゃいます。私情で地球を寒冷化なんてするなよ、というツッコミもこの映画ではよくあるんですが、ウラを返せば、それほどにシャアはララァのこと愛していたということで、その愛のために世界を巻き込んでもいい、という利己主義万歳な作品でもあります。実に少女漫画的!愛のために世界を崩壊させよ!サイコーですね。

エゴというものの中には永遠の愛も含まれる、ということなんでしょう。愛(優しさ)では世界は救えないし、その優しさこそが地球さえも破壊する、とシャアは言いますが、それでも優しさを信じたいという切実な願いの込められたラストシーン。

地球に落ちて逝くアクシズにてサイコフレームの共振を感じならがアムロは「だからこそ人に希望の光を見せてあげなくてはいけないのだ」、と主張します。しかしシャアは「ララァは私のママンになってくれたかもしれなかった女性だ。そのララァを殺した貴様の言えたことか」と捨て台詞。そして二人は彗星になりました、と。そのまま観客置いてきぼりで流れるスタッフロール。
叙事的な富野作品においてかなり希な叙情的な終わり方が好きです。
今毎週キングゲイナーというアニメを
観てるわけですが、こりゃ
ホントに富野作品なのか?
と言うほど作画枚数多そうです。
ジブリスタッフも協力してるみたいでかなり映像キレイ。
あのつぎはぎだらけの作画の使いまわしテクニックがまた見れるのかと期待してたのですが、実は結構使ってたりする。げ
ホントに富野作品なのかと言うほど
皆健康的な愛すべきアホキャラばかりで小賢しい理論や主義などを展開する電波キャラが今のところ存在せず、すごく健全なアニメに見えます。
説教の欠片もない。
ホントに富野作品なのかと疑いたくなるくらい
女の子がカワイイです。
頭のイカレタ殺戮ドキュンはどこにもいません。
ブラコン丸出しのヒステリー女も登場しません。
インド臭漂わす不思議な売春婦も登場しません。

つ〜か富野にこんな物語の引出しがあったのか
と毎回驚愕しっぱなしです。
ホントに普通に見てて面白いです。マジで、
後半の逆襲が怖くなるくらいに。
メインキャラが爆死したり首チョンパされること
にならぬよう今からお祈りしときたくなるくらいに。

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