夢を持ち、それに向かって結果を出し続ける人間、てのは基本的に嫉妬される。
「でもあの人さ、こういうところが~・・・だよね」ていわれる。

できなかった人間、成し遂げられなかった人間からすれば、
「そもそも自分は最初からそんなものには興味なんてなかったんだよ」ということにすれば自尊心は保てる。
「本当に好きなことは別にあったんだよ」ということにすれば気持ちは楽になる。
結果を出せた人間への羨望も、でもあいつはさ・・・て重箱の隅を突っついてりゃ、できない自分への慰みにもなる。

それは負けた人間なりの防衛手段であり、生き方というもので。
それ自体は否定されるものではないし、そうでないとやってられない。
でも、俺はそっち側には行きたくないなあと思う。
なんつーか、ダサいし。

だけど、結果でない上にそんな生き方すら選択できない人間に残される選択肢、て後は何があんのかなあ?て思うとちょっと恐ろしくなってくる。ひぐちアサ先生の「ヤサシイワタシ」てのはそのことについて描いてんのかなあ、とふと思った。
潔さってなんだ。

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