そのとき

2007年10月4日 日常
死ぬかと思った・・・
3日間仮眠以外ろくにとっていない。多分5、6時間くらい。
手の筋肉はとっくの昔に悲鳴を挙げている。
でもそんなの関係ねえ。
いわゆる極限状態というところまで手を動かしきった。
締め切りまで残りわずか、描けども描けども終わりが見えてこない。
光速で動くハンドスピード、正確に線を引こうなんて鼻から思っちゃいない。
音なんて、「シャッシャッシャッ」というもんじゃなく、「ズギャガガガガガガガガッ!」て感じだ。
とにかく早くあげなくては、という一心だけで手を動かす。

そうすると、なぜか意外と正確に手が動く。
なんという覚醒状態と集中力だろう。
描きながら成長しているのを実感する。
苦しみと快感が同居しているテンションてのはどういう状態なんだろう。
「うひーきついよう、もう無理!」て体はいってんのに頭は、「早く!早く!もっと早く!!すっげー、気持ちいいいいいいいいい」つってんだ。
うーん、人間て追い詰められると本当に成長すんだなあ。
この歳にして始めて経験した。
とても貴重な体験。
次からさらに上手くなってんだろう。

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