天元突破グレンラガン最終回
2007年9月30日 アニメ・マンガグレンラガンが放送終了した。
正直、後半は合体につぐ合体、吸収につく吸収で、敵がなんなのか分からない言いようもない不安のメタファーであったり、宇宙そのものであったりとか量子論で多次元空間がどーのとかパラレルワールドなパワーインフレとかもなんでもありすぎて「あー、そうすかー」てなる場面も多かったりしたんだけど、今までいろんな作り手が「ここまでやっちゃ嘘だろう」「ここまでやったら整合性がとれない」「ここまでやるのはタブーだ」と思って自重してきたことを、平気でぶち壊したという意味では強さ的にドラゴンボール(笑)を超えたし、禁忌をまたひとつ打ち破ったという意味ではエヴァ以来の作品になれたんじゃないかなあという感慨はある。
でもこれで時代が突き破れたか、というのは何かまた違うなあ・・・。まあそういうのは後々じわじわ来るものだから後世の評価で、決まってくる部分ではあるのだろうけれど。現時点では、という意味で。
ラストの世捨て人になってるシモンを見ると、「うそついてごめんなさい、天元突破できませんでした」て視聴者に今石監督が謝罪してる感じに見えなくもなかったり。このあたりに富野チルドレンで戦後日本的価値観の匂いを感じちゃったりする。死者は生き返れないというのはカルトにだけはなっちゃいけない、ていう最後の砦だったんだろうけどね。
まあ、精根尽き果てるまで生き抜くパワーてのはこういう鬱屈した時代には絶対に必要で。シモンとカミナはそれを見せてくれたし、次の時代を担う若い力も必要になってくる。まさに繰り返しの螺旋街道。何度も何度も滅びては再生し、また停滞し、滅びる。永劫回帰はニーチェ先生が夢見ながらも達成できなかった道だけれどその一瞬を稲妻のように駆け抜けたシモンおよびガイナのスタッフの皆さんはやはり超人であると言い切って良いのだろう。おーし、俺も超人になってこよう。ウララ〜←(なんかいろいろ混じってる)
それとあの演出はシモンのような人間は平和な時代を築くためには不必要なのだというところもあるのだろう。ようはアレだ。立ち上がれニート!ということなんだろうな。何もない時代ならシモンは間違いなく真性ヒキコモリオタクニートだったと思うんだw時代を切り開くのは今まさにニートなのだというメッセージがこめられてるんだよ!!くわっ!!!
正直、後半は合体につぐ合体、吸収につく吸収で、敵がなんなのか分からない言いようもない不安のメタファーであったり、宇宙そのものであったりとか量子論で多次元空間がどーのとかパラレルワールドなパワーインフレとかもなんでもありすぎて「あー、そうすかー」てなる場面も多かったりしたんだけど、今までいろんな作り手が「ここまでやっちゃ嘘だろう」「ここまでやったら整合性がとれない」「ここまでやるのはタブーだ」と思って自重してきたことを、平気でぶち壊したという意味では強さ的にドラゴンボール(笑)を超えたし、禁忌をまたひとつ打ち破ったという意味ではエヴァ以来の作品になれたんじゃないかなあという感慨はある。
でもこれで時代が突き破れたか、というのは何かまた違うなあ・・・。まあそういうのは後々じわじわ来るものだから後世の評価で、決まってくる部分ではあるのだろうけれど。現時点では、という意味で。
ラストの世捨て人になってるシモンを見ると、「うそついてごめんなさい、天元突破できませんでした」て視聴者に今石監督が謝罪してる感じに見えなくもなかったり。このあたりに富野チルドレンで戦後日本的価値観の匂いを感じちゃったりする。死者は生き返れないというのはカルトにだけはなっちゃいけない、ていう最後の砦だったんだろうけどね。
まあ、精根尽き果てるまで生き抜くパワーてのはこういう鬱屈した時代には絶対に必要で。シモンとカミナはそれを見せてくれたし、次の時代を担う若い力も必要になってくる。まさに繰り返しの螺旋街道。何度も何度も滅びては再生し、また停滞し、滅びる。永劫回帰はニーチェ先生が夢見ながらも達成できなかった道だけれどその一瞬を稲妻のように駆け抜けたシモンおよびガイナのスタッフの皆さんはやはり超人であると言い切って良いのだろう。おーし、俺も超人になってこよう。ウララ〜←(なんかいろいろ混じってる)
それとあの演出はシモンのような人間は平和な時代を築くためには不必要なのだというところもあるのだろう。ようはアレだ。立ち上がれニート!ということなんだろうな。何もない時代ならシモンは間違いなく真性ヒキコモリオタクニートだったと思うんだw時代を切り開くのは今まさにニートなのだというメッセージがこめられてるんだよ!!くわっ!!!
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