で、だ、話は飛ぶんだけどボクシングもこういったルール改正をそろそろやって欲しいもんだ。俺にはディフェンス志向の強すぎなここ最近のボクシングがどうも生に合わない。ボクシングの理念は打たせずに打つ、というのもひとつの理想系だろうけど結局は相手を打ち倒してこその格闘技だったはずだ。ローチトレーナーがルイス戦で苦戦するタイソンに「お前の拳はなんのためについているんだ。相手を打ち倒すためだろう」と言っていたが、まさにその通りで「最終的に倒すことが前提でない戦い方」しか出来ない選手にはペナルティがあっていいと思う。
パンチのないディフェンスマスターや手数だけのスピードスターが出てくるのもひとつの個性としては容認できるけど、選手全員がそれをやるようになったらボクシングは終わりだ。

いつの時代だって観客を熱狂させてきたのはKOだったはず。
採点基準は手数よりあたりの浅いクリーンヒットより、もっと明確なダメージングブローを優先すべきだと思うし、明らかにスリップをダウンと誤審したなら後でちゃんと覆すべきだし、クリンチの多すぎな選手には減点を与えるべきで、そのことによって雑魚化する選手が出てきたとして、それがボクシング業界に与えるマイナス要素なんて何処にもないと思うんだがなあ。こういったちょっとしたルール改正なら出来るでしょ。(だってそういう裏技でしか勝てない選手は例外なく人気がない)なぁやってくれよスライマンコ!変な年齢制限加えてる場合じゃないっすよ。

コメント

nophoto
a
2007年4月26日0:33

アマだったら昔はヘッドギアもなかったしプロとあまり変わらんかったけどコンピュータ採点になってからはトップのキューバとかは完全にタッチアンドランスタイルになってもう完全別競技・・・うーんルール改正は考え出すと大変wwww

>採点基準は手数よりあたりの浅いクリーンヒットより、もっと明確なダメージングブローを優先すべきだ
そのとおり。だけどジャッジが難しいな・・
「微妙だけどどっちかといえば優勢」ってラウンドと「明確にダメージを与えての優勢や圧倒的なリングジェネラルシップをとった」ラウンドの間に点差(例えば前者10-9、後者10-8みたい)がつけられたらいいんだけど、とするとダウンは何点?に話になるし・・・

>明らかにスリップをダウンと誤審したなら後でちゃんと覆すべき
バレラマルケスの7Rのダウンはレフェリーやっぱり見えなかったらしい・・・リアルタイムで映像チェックできるんだからレフェリーの誤審は覆すべき、次のラウンドのはじめにもアナウンスさせれば済むはず。これはいけそう。

>クリンチの多すぎな選手には減点を与えるべき
同感。しかし偶然のもみ合いと故意を見分けるのはまた大変そうだ・・・相手の故意に見せかけて減点さそう奴とか出てきそうだし・・・

カメルーン
カメルーン
2007年4月26日1:04

>ダウンは何点?に話になるし・・・
ダウンもダウンでフラッシュダウンみたいなのはあんまり点数に反映したくないしね。
この辺めんどくさがらずに事細かに採点基準設けてけばいいのにね。そうすると集計ミスが起こるから駄目だー、とか言う人が良くいるけど計算とか全部コンピュータにやらせればいいじゃない。
なんで未だに手書きの採点票なのかが意味不明としかいいようがない。お前ら何世紀前の人間なんだよw

>相手の故意に見せかけて減点さそう奴とか出てきそうだし・・・
この辺まで上手くやれる奴がいるなら高等テクの一種として考えてもいいんじゃない?きっとホプキンスさんみたいなダーティーヒーローがやってくれると思うよ。

むしろこれをいいことにホーム選手はちっとも減点せずにアウェイの選手ばっか減点したりする悪質なレフェリングとかが問題になりそうな気もするけど。

K1やプライドがボクシングより一歩先に行ってるのはこの辺ちゃんとペナルティを与えるとこだと思うよ。(イエローカードとかレッドカードなんて失笑モノの手段はどうかと思うけどw)お客さんあってなんぼなんだからあまりに停滞してつまらない試合は「プロ競技」として相応しくないと思う。

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