亀田はアウトボクシングの練習をやっているらしく前半のランダエタとのパンチの交換を避ける戦略、ぽいのかなあ?ランダエタはスタミナに不安がある選手なのであんまり強振はできなくていつもあんなふうにポンポンポンポンて具合に7割入ってるか入ってないかくらいの力でパンチを出してくる。

でも前半亀田がリスクを避けてアウトボックスしたところでランダエタも同じく力をセーブしながらそれに付き合ってきた場合は疲れさせることができなくて意味なくねー?とか思ったりもする。アウトボックスをするのならランダエタのパンチを空転させまくるくらいの技術的なスキルが必須なんだけど亀田はここ数ヶ月で戦略を実行できるくらいのスキルを手に入れることができたのかな?
俺は第2Rくらいにはこの作戦は崩壊して結局打ち合いのリズムになっちゃうのではないかなと思ってしまう。この辺が苦戦慣れをしてないことのツケが回ってきてる気がすんね。
最悪の場合、アウトに固執しちゃうあまり作戦の切り替えが遅れてずるずるペース取られちゃいかねない。作戦とかリズムとかの切り替えってかなり難しい。これが簡単にできちゃうボクサーて世界チャンピオンでもあんまりいない。どうでもいいけどレナードとかホプキンスはこういうリズムの切り替えがかなり巧いよね。この辺が試合巧者と言われる所以なんだろうか。

あと今回は亀田のビッグマウスが鳴りを潜めてるみたいだけど、これを精神的に成長したと見るか、ナーバスになってると見るかでだいぶ変わってきそう。集中力が高まってるから雑念が消えてるとするなら、良い傾向なんだろうけど、単に試合が怖くて口が開かなくなってるならヤバイっすね。

試合予想自体はちょっとわかんない。ランダエタがというよりは亀田のコンディション次第としかいいようがないからなあ。前回だって1Rにダウン取られてからの追い上げ展開だったわけだから試合の大半をコンディション不良のままこなしてたことになるわけで。前半ランダエタのパンチを空転させてダメージをもらわずに後半打ち合いに持っていければなかなか見栄えのいい勝利可能性だってあるわけだし。全然前回と変わってなくて前半からランダエタがKO狙いでスパートかけてきていいのもらちゃったら前半KO負けの可能性だってある。うひひw俺も日和見根性出てきたなあw

コメント

nophoto
a
2006年12月21日23:51

>どうでもいいけどレナードとかホプキンスはこういうリズムの切り替えがかなり巧いよね。この辺が試合巧者と言われる所以なんだろうか。
超念。特にこれに関してレナードは神がかってるレベル。

カメルーン
カメルーン
2006年12月22日0:22

レナードの空気読みっぷりというかパンチをまとめてさりげなくポイントを掻っ攫ってくとことか、ポイント的にやばいと思えば猛烈な追い上げを見せたりとかのギアチェンジの巧さはなんかボクシングそのものを支配してる感じだなあ。

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