反町くんの作者、有川祐の足跡を追ってアマゾンを探してたら出てきたので早速購入してみたが、正直あまり感銘を受けるできばえではなかった。これは俺の感性がもう鋭く尖った繊細な若者から遠ざかってしまったからなのかもしれないけれど。
退廃的なムードは悪くないのだけどいろいろと物語上回収しておきたい伏線が散らばったままだったり、終盤それまで特に動かなかった摂ちゃんがいきなり能動的になったり、と割と無理のある展開がきつくてどうにも昔ほど物語に入りきれなかったかなあ。
これならまだ反町くんの5巻のほうがプラトニックな匂いが感じられて好きなんだけど…。なんかドロドロしててドロドロしたものが浄化されないまま無理やり急展開で片付けちゃったみたいなつぎはぎだらけのエピローグを読まされた感じ。これもしかして打ち切りなんかな?もともと一巻の予定ならもう少し上手くまとめて欲しかった。
そもそもキチガイの話に多少飽きてきてるというのもあるんだろうか。俺も大概マジョリティ寄りになってきてしまってるのかもしんない(笑)そりゃねーかなw

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