ある程度格闘技好きでプライドとかK1は欠かさず観るけどボクシングは地上波の日本人世界戦くらいしか観戦しない友人に「ボクサーてあんまりパンチ力ないよね」と言われたので、いやその理屈はおかしいと言い返しやたらと熱くいかにボクサーのパンチが重厚かつ切れ味が鋭いのかを力説してしまった。途中から相手はちんぷんかんぷんな顔になってたので一人暴走しすぎたと今は反省している。

で、ひとつだけ言い忘れてたことがあったのにさっき気づいて後の祭りだ。というのはボクサーの顔面の耐久力についてだ。これが総合格闘技やK1選手と比べると圧倒的に違う部分だと思われる。特に世界王者クラスのボクサーの耐久力は生半可ではない。だから、どんなハードパンチだろうとそうやたらとワンパンチでKOされる、ということはあまりない。それが世界王者としてのプライドであり最低ラインの身体能力だといえる。つまり打たれ弱い、もしくは並みの打たれ強さ、といわれる選手は基本的に世界王者になるのは難しい。よほどのディフェンス技術、動体視力、反応スピードがあれば別だけどそんな例外はロイジョーンズくらいになってからの話だ。だからミルコとか、ヒョードルみたいなあまり打たれ強いと思われない選手はまずボクシングで世界チャンピオンになるのは無理だし、ホーストくらいにある程度ディフェンスがしっかりしてる選手でも打たれもろいとお話にならない。逆にタフネスがしっかりしてるスケルトンなんかはなかなか良い素材だったりする。

最低限のタフネスを身に着けた選手がハードパンチで倒れなかったからといってそのパンチがたいしたことない、と判断するのは明らかに間違いであり、むしろ総合やK1の選手なら明らかにKOされるパンチで耐えうる耐久力を持った世界レベルの選手を褒めなさいよあんた、てことを言いたかったんだけどその相手はもう家にいるので後の祭りだ。わざわざ電話かけて蒸し返すなんてイタイしなあw

コメント

nophoto
a
2006年10月6日7:35

カス・ダマトが「リングに上がった時に精神的に死を覚悟できれば肉体的な苦痛は排除できる」と言ってたけどそれは真実だと思う。特に世界タイトルがかかった試合はその後のキャリア、生活、人生が大きく変わるわけで、まさしくボクサーにとっては命がけだろう。不遇な過去、環境からの脱却を拳ひとつで目指す。これは人生の投影のひとつであり、リングの上は人生の縮図であるのだ。もちろん全てのボクサーに栄光は訪れないだろうが、そんなボクサー達に自分は敬意の念を抱く。

nophoto
a
2006年10月6日8:05

まあ上の文は半分冗談な訳だがwwうぇwwwwwwww
K−1、プライドでノックアウトが多いのは体重と技術の差の問題だと思う。重量級はボクシングもワンパンチKOが多いけど、

いかん、時間ない・・・a先生の次回作にご期待くださいwwwww

カメルーン
カメルーン
2006年10月6日20:08

ヘビー級のワンパンチフィニッシュてあんまり迫力ねーんだよなあ。
スピードなくてもっさりしてるし。
やっぱマクラレンみたいなのが観てて爽快。

恥ずかしいテキスト乙ですw

nophoto
a
2006年10月7日13:17

K−1、プライドでノックアウトが多いのは体重と技術の差の問題だと思う。
 ボクシングも重量級は軽量級に比べてノックアウトが多いけど、それはパンチ力>>>>>耐久力の差が大きくなるからであってそこはその他の格闘技も変わらんはず。ならK−1等のウェイトは中量級以上が主体なんだからボクシングと比べりゃノックアウトが多く感じる罠。
 あとディフェンス技術に大きな差がある。ボクシングと比べたらK−1等のディフェンス技術はえらい差があると試合見てていつも思う。そらノックアウト増える罠。

追記
つーかそもそもプライドのグローブはあんなに薄くてディフェンスに使えるのやろうか。ブロッキングしてる奴見たことない気が・・・だから攻撃重視のスタイルになるんだろうか。よく考えるとマジ怖えー・・・

nophoto
a
2006年10月7日13:20

でもブアカーオとかはあんまり攻撃もらわんな・・・ムエタイのディフェンス技術は全くわからんけど、K−1のトップクラスはディフェンスもしっかりしてるような・・・

カメルーン
カメルーン
2006年10月9日21:44

もともと目のいい選手はナチュラルにディフェンス巧いよね。ブアカーオもそっちのタイプだと思う。
a氏のいってることはまさにその通りだなんだろうね。それと耐久力(俺の持論w)。あと攻撃のバリエーションの差かなと思う。ミルコのキックなんてありゃ反則だよなあ。ワルーエフみたいなもっさりチャンピオンなんてミルコのローで蹴り殺されればいいのに…

誰かワルーエフ攻略してくんねえかなあ。バレットは結構好きな選手だった…ガッツあるしorz

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