バイト先で評判良かったから1と2両方観た。いやあ、これは面白いね。単純にホラーモノとして観る分にも迫力あるし、題材としての「よくわからないけど恐ろしいもの」という抽象的な何かと戦うはめになるあたりはなかなか興味深い。ちょっともったいないのはそれを1の後半あたりからあっさりと「死神」なんていう陳腐な言葉で説明しちゃってる点だろうか。
だから1の方は「いずれ訪れる死の運命」との戦いなので、一体なぜ死んでいくのかわからない人たちの恐怖感というのを巧く実感できるのだけど2(デッドコースター)は陳腐な言い回しのおかげで死に対する意識が曖昧模糊としたものから観念論的な、まあそこいらのオカルト系の話に転化しちまってるのであんまり面白いとはいえなかったかな。
まあだいたい、無理して続編作ると駄作になっちゃうものなんだけど。容赦なく前作の主役とかヒロインが死んでったあたりの演出は素晴らしかったけどね。抗えない死の運命があっさり覆っちゃったかのように見えちゃう終わり方はいかがなものか。A・J・クックがエロかったからいいけど。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索