互いの戦力が拮抗してて見ごたえのある試合だった。判定は2−1のスプリットディシジョンだったけど俺の採点は114−113で仁珍だったかな。ラストラウンド勝負を取られたときは正直負けたかな?と思ってたけど蓋をあけてみれば僅差で越本の勝利。わからないもんだ。

前半は越本ペース。上手く裁いてた。仁珍は若干押さえ気味のスタート。もしかしたら仁珍は今回あまりコンディションが良くなかったのかもしれない。終盤明らかにばててたのを見るに前半からプレッシャーをかけてこなかったのはスタミナ配分を気にしてのことだったのかも。中盤強引につっこんでペースを奪い取るものの9R目あたりから目に見えて仁珍が失速しだし試合は一進一退に。
越本としては終盤の接近戦でもっと左アッパーを仁珍のみぞおちにめり込ませておきたかったところなんだけど、仁珍のやけくそ気味wのフック連打に押されてガード一辺倒になることが多かったね。ボディ、明らかに嫌がってたんだがナア仁珍。12R目に意地を見せたのは越本よりも仁珍のほうだったと思う。まあなんだかんだでモラレスとかに食い下がりながらやりあうだけあって根性はたいしたもんだよこの人。10Rのバッディング減点がなければドロー防衛だったのに不運だったね。

今回の越本にはいろんなものが味方をしたと思う。一つは地元であること。もう一つは仁珍のコンディション不良。極めつけは終盤の減点。いろんな幸運が重なってなるべくしてなった勝利といったところかもなあ。日本で最年長の35歳の世界チャンピオン誕生か。まさに執念だな。感動した。

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