ボクのセカイをまもるヒト
2005年12月1日 読書
ISBN:4840232067 文庫 織澤 あきふみ メディアワークス 2005/11 ¥578
テキスト中に出ているとおりなんだけど「ジャーゴンくさいガジェット」で捨て鉢な題名が気に入ったので買った。どうも谷川流という作家はオタク批評とかセカイ系とかツンデレとかそういう流行に敏感な人みたいで、常にそれをちょっと遠いとこから(批評的な包摂も交えて)ガジェットを凝らして話を構築するのが好きっぽい。
そういうジャーゴンを一まとめにしてみて「どうだ、パロッてやったぜ、これがイマのボクにとってのセカイ(失笑)だ!参ったかコノヤロー(笑)」みたいな。多分、惑星開発委員会とか読んでるなw
まあそういうセカイ系の流れを汲んだ上で、ある程度の回答(になってるかどうか微妙だけど)を交えつつ物語を展開していく姿勢には好感持てるけど。自覚なしに俺悲劇を垂れ流す話よりはずっとマシだしね。今後も期待したい。
肝心の物語の方はまだ様子見の段階でどういう話になってくのかはわからない。今後の展開のための種まきだけで終わっちゃった感がある。前半はカフカみたいな不条理展開のまま突っ切ってて後半は萌え分をちょこちょこっとちりばめて終了。少し押井の御先祖様万々歳テイストなノリ。
津波姉さんはやさぐれて大人になったハルヒみたいな語り口調だった。綾羽のキャラは、使い古された軍人口調なツンデレだけどまあ俺は萌えた。パンツ穿いてないのはいうまでも無い。
テキスト中に出ているとおりなんだけど「ジャーゴンくさいガジェット」で捨て鉢な題名が気に入ったので買った。どうも谷川流という作家はオタク批評とかセカイ系とかツンデレとかそういう流行に敏感な人みたいで、常にそれをちょっと遠いとこから(批評的な包摂も交えて)ガジェットを凝らして話を構築するのが好きっぽい。
そういうジャーゴンを一まとめにしてみて「どうだ、パロッてやったぜ、これがイマのボクにとってのセカイ(失笑)だ!参ったかコノヤロー(笑)」みたいな。多分、惑星開発委員会とか読んでるなw
まあそういうセカイ系の流れを汲んだ上で、ある程度の回答(になってるかどうか微妙だけど)を交えつつ物語を展開していく姿勢には好感持てるけど。自覚なしに俺悲劇を垂れ流す話よりはずっとマシだしね。今後も期待したい。
肝心の物語の方はまだ様子見の段階でどういう話になってくのかはわからない。今後の展開のための種まきだけで終わっちゃった感がある。前半はカフカみたいな不条理展開のまま突っ切ってて後半は萌え分をちょこちょこっとちりばめて終了。少し押井の御先祖様万々歳テイストなノリ。
津波姉さんはやさぐれて大人になったハルヒみたいな語り口調だった。綾羽のキャラは、使い古された軍人口調なツンデレだけどまあ俺は萌えた。パンツ穿いてないのはいうまでも無い。
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