人は望まざる状況に立たされれば世の中を斜めに見てしまう傾向があるような気がする。逆に何もかも不自由なくことが運んでる人にはこの世は楽園に見えるのではないかな。何が言いたいのかというと僕には世界が歪んで見えるわけなんだけど。厭世的になってるのは多分僕が現状に満足していないからなんだと思う。

しかし「現状に満足していない」という状況に満足しつつある自分がいることにも気づく。一生「俺は発展しているはずだ」などといいつづけられるのはある意味現実逃避的だと思う。40歳になって50歳になって60歳になればいやでも頭は悪くなる。それまでにどこまで自分を高められるか、というのも冷淡に浸ったまんまじゃ何も出来やしない、てことでもあるのだけど、その逆説としての肯定的過ぎる世界見識というのもやっぱり危険だと思う。正しいこと間違ってること、というのは常にケースバイケースなんだからそこを毎回毎回探ろうとする姿勢こそが大事なのかもしれない。

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