申し訳ない

2003年4月15日 エッセイ
これはあたりまえのことなんだけど、
父も母も僕のことを息子としてみてくれているわけです。
息子として愛してくれてるわけです。
息子というロジックで好いてくれてるわけです。
もっと言えば
息子と呼ばれる記号として僕の世話を色々やってくれるわけです。
息子でなかった場合は死のうが生きようが知ったこっちゃないわけです。

そう考えると僕という存在そのものを認めてくれてるわけではないのだなあ、と分かるのでちょこっとばかり切なくなる。

僕がどんなに堕落しようとやばいことをやらかそうとあの人らは愛してくれるわけなのだろうけど、
そりゃね、息子だから。
でも息子じゃなかったらアホだカスだといわれるのだろう。
いやそれ以前に認知されないのだろうけど。

僕という人間が好きだから愛してくれてるわけじゃなくて
僕という存在が息子だからしょうがなく愛してくれるだけで、
どこまでも出来そこないな息子に育ってホントに
申し訳ないと思う。

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