なんでこう違和感があるのか分からない。
僕が変わったのか奴が変わってしまったのか。
奴は余裕のある顔でこんなことを言う。
「だってこれが大人の生き方でしょ」
僕は多分まだ全然大人になれてないので分からない。
それがホントに大人であることなのかは分からない。
ただこれだけいえるのは一年前一緒に笑い合った奴はもう
そこには存在してなくて、どうやら大人のやり方と
呼ばれているらしい処世術を身に付けた奴は
より上手に世の中を渡り歩いていくのだろうということで。
あの頃の奴はもう帰ってくることはなくてあの頃の僕もいつの間にか消えてなくなってたのかもしれない。
そしてまた別々の生き方とやらを見つけた僕達は、違う道筋の向こう側に見える誰かとまた…
そいつらは多分昔の僕の姿を知ることもなく、君ってこんな奴だよね、と一つのキャラ設定を僕に要求する。
そしてそんなキャラを演じながらまたあした、そのあしたとゆったり毎日過ごすのかなあ。
そこには僕という人間は存在してるのかどうか。
ていうかそもそもが

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