オヤジ

2002年2月18日 エッセイ
親父はいい奴だ。

いつだったか、
親父の手伝いで床掃除やってたことが
あったんだけど
こんなことでいいんかなあ、
曲がりなりにも一つの会社の社長が
床掃除だよ。
親父に言わせると社員に任せてたら
ワックスのかけ方が下手すぎてよけい汚くなるとか。

なるほど、まあへたくそだった。
てことなので二人で夜中も使って
毎日せっせと頑張った。

お客さんのいるときまで
社長が床掃除ガンバッテルわけだ。
威厳ねえな〜

あるとき親父の足が床拭き用の洗剤の
缶に当たって缶がぶっ倒れちゃったんだけど
親父はお客さんにああ〜スイマセンスイマセン
と謝りながらタオルで床にこぼれた洗剤
をふき取ってた。
そのとき社員の皆さんが何事もなかったかのように
親父を手伝う気配もなかったのは
ちょっと悲しかった。

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