ロイジョーンズの衰えについて
2005年11月30日 ボクシングジョーンズVSターバー?は思ったよりジョーンズの出来が良かったので面白かった。ターバーに関して言えば浜田さんが言うほどにパンチのある選手には見えないのだけど、接近すると途端にロイは吹っ飛ばされるようにしながらがちがちにガードを固めていたな。この点も浜田さんが指摘するようにやっぱりトラウマだとしか思えない。ターバーが突っ込んでくる瞬間恐れず前に出れば右ストレートなり、もしくはガードを固めずボディワークでかわしきれる自信があればお得意の下がりながらの左フックなり当てていけただろうに、どうにも接近戦になるのをターバー以上に警戒していたように思う。
11R目に受けた右フックのあとにガードを固めながら必死に前に出ていたのが一番いい戦法だったと思う。スマートじゃないけれどあれでターバーもばてた。
どうもロイはボディワークという部分で前に比べると動きが鈍いように思える。全盛期はダッキングしてからすぐにフックを返すなりワンツーのあとにすぐにスウェーバックの防御姿勢に移るなりの反射神経はあったはずなのだけど。現在のロイジョーンズは相手の射程距離の外に出ていないとパンチをかわしきれないようだ。防御動作一辺倒に気をおいていないとかわしきれないようで(そういう衰えの部分はホプキンスにも感じるのだけど)。
あと半歩を踏み出せなかったのも結局、打つ→かわすの連続動作をスムーズにやりきる自信がなかったからじゃないかな。
まあ衰えがあったのを差し引いても今回のロイは勝てた戦いをみすみす棒に振った感はあるなあ。前みたいにKOされてた可能性もあるけど11Rに見せたような意地と勇気を全ラウンドにわたって見せてほしかった。12R目なんて、もっといけただろうになあ。
本人も言っているようにまだ引退するほどまでに能力が落ち込んでるわけじゃないのでやれるところまで頑張ってみてほしいという気持ちもあるのだけど、ロイのスマートさが好きなファンはこれ以上「天才」ではなくなったロイを見るのは辛いかもね。
俺はそういうボクサーの本来的な泥臭さというか抗いようのない破滅的な引き際が好きなんだけどさw
11R目に受けた右フックのあとにガードを固めながら必死に前に出ていたのが一番いい戦法だったと思う。スマートじゃないけれどあれでターバーもばてた。
どうもロイはボディワークという部分で前に比べると動きが鈍いように思える。全盛期はダッキングしてからすぐにフックを返すなりワンツーのあとにすぐにスウェーバックの防御姿勢に移るなりの反射神経はあったはずなのだけど。現在のロイジョーンズは相手の射程距離の外に出ていないとパンチをかわしきれないようだ。防御動作一辺倒に気をおいていないとかわしきれないようで(そういう衰えの部分はホプキンスにも感じるのだけど)。
あと半歩を踏み出せなかったのも結局、打つ→かわすの連続動作をスムーズにやりきる自信がなかったからじゃないかな。
まあ衰えがあったのを差し引いても今回のロイは勝てた戦いをみすみす棒に振った感はあるなあ。前みたいにKOされてた可能性もあるけど11Rに見せたような意地と勇気を全ラウンドにわたって見せてほしかった。12R目なんて、もっといけただろうになあ。
本人も言っているようにまだ引退するほどまでに能力が落ち込んでるわけじゃないのでやれるところまで頑張ってみてほしいという気持ちもあるのだけど、ロイのスマートさが好きなファンはこれ以上「天才」ではなくなったロイを見るのは辛いかもね。
俺はそういうボクサーの本来的な泥臭さというか抗いようのない破滅的な引き際が好きなんだけどさw
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