めちゃ面白れー。
スポルトのアホっぽい宣伝文句とかを皮肉ってんだろうけど、ウッチーのブスさ加減とか熱い自分語りとかネットに散乱する無数の自意識の対象化とかは、新井節というか彼の毒が全面に押し立てられてて凡人の身としては「アレ?僕のことですか?」と思える点も割とあるのでアレなんだが、プライドの高い奴とかは読んでて本気でむかついたんじゃないかな今回の話w
絵的に好きなカットは凛がニット帽をぐいっと深く被りなおしてるとこ。このカットのときにどういう台詞をしゃべってたのかは忘れたんだけど、凛の落ち着きのないしぐさのリアルっぽさは、本当に芸がこまかいよなあ、と関心させられる。

一番痛快だった台詞がこれ。
「本当に一番好きなことやってたら自分眺めてるヒマなんかねえだろ。極道だったボクも、セレブ気分の私も、俺から見りゃ中身スカスカのペラペラだよ」
自虐ネタ的に結構使えるよなこれw

んで最後には現実じゃやれないようなタブーを漫画の中といえどもやってのけちゃうあたりがもうね。本当にやっちゃっていいのかのギリギリ感がまたたまらなく痛快。
「ひゃはははっ ヤっちゃった おもしれ〜っ!!」

ところでSUGARの頃と違って階級が二つ増えてる。確か前はSバンタムだったと記憶してるのだけど今はSフェザー。こりゃ本当にミドルまで逝くつもりなのか?まあ多分、新井氏はボクシングそのものを描きたがってるわけじゃないんだと思うけど。

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