試合は観てないので詳細はわからない。判定は114-111×3の3-0でクリチコの勝利。ピーターはスタミナ難を露呈してしまった感じかな?クリチコより先にばてたらしいし。183cm110キロはやはり少し重過ぎるのかもしれない。タイソンの180?100キロでもかなり骨太に見えるからね。クリチコは計3度のダウンを奪われながらも判定では勝利するあたりはさすがなのだけど、なんか説得力ないよなあ…wやっぱボクシングはもう少し採点基準をいじったほうがいいんじゃねーの?と思うんだけど。新井田の試合とかホプキンスvsテーラーの試合観てもそう思った。ジャブを有効打にしすぎるのはイクナイと思う。KOするつもりのないほうにポイントが流れていく、てのは正直納得いかない部分がある。元をたどれば多分アリやレナードを勝たせるためにルールを無理やり改正させたんじゃないか、とか思うんだけどどうだろう?正直、みんながみんなレナードみたいなせこいスタイルになったら、ボクシング業界に未来はとても暗いものになると思うのだけど。
せめてクリンチをあまりに多投する選手は減点の対象(ジョンルイとかw)にする、とかあまりに差のないラウンドは10-10をつけてもいい、とかにしないとどうも締まらない試合が多くて見てランないときがある。明らかにダメージがある方の腕が上がったりね。なんでだよ?て思わんのかなあアメリカのファンのかたがたは。

コットは激戦を勝ち残ったみたいで何よりだ。こういう内なる闘志を秘めてるタイプの選手は好きですよ。野武士、て感じでいい。欠点としては昔よりアグレッシブになったせいかガードを開く瞬間瞬間をよく狙われてるっぽいよなあ。あとガードの真ん中と、リーチがさほどないせいかボディがよく開きっぱなしになるのもネックか。攻防一体の戦い方を身に着けないとメイウェザーとの対戦はさすがに厳しいかも。とは言ってもSライト級最強候補には違いないけど。

新井田の試合はペース主導権争いが見ごたえあったんだけど、序盤からもう少し手を出してかないとまずいんじゃねーか?と思ってたらポイントかなり競ってて危なかったなあ。どっちも有効打ないときは手を出してるほうに行っちゃうからな結局。余裕があるならその分、もっと積極的に仕掛けてくべきだったと思う。中盤は明らかにペースとってただけに変な余裕見せないで前半もしっかり有効打をまとめとかないと危ないっすよ・・・10R目になっても息がほとんど上がってなかったし、本人としては不完全燃焼かもナア。

佐藤とバレロに関しては微妙だ…バレロは15R連続1RKOするほどの選手には見えなかったなあ。倒せない相手と対峙したときどういう風に組み立てるのかは興味あるけど。

粟生はスピードあるしパンチもありそうだしで、マジで期待できそう。最初の一発目反応できなかったあたり、ちょっと気を抜きやすいタイプなのかなあ、とか勘ぐってしまうけどw

長谷川はマジすげー。あんなに速い日本人選手今までいたのかな?ウィラポンに勝ったのはフロックじゃないな。相手が同じカウンターパンチャーだったからスピードがある分交錯する瞬間瞬間は常に長谷川のパンチがヒットしてたのは気持ちよかった。でもしつこく前に出てくるタイプの選手には結構手を焼きそうだな。そんな感じ。

長谷川も新井田もディフェンスいいのが良いな。非力な挑戦者相手に手数でぼこぼこにされて負けるという日本人特有のしょぼい負け方の危険性がないのはすばらしい。二人の長期政権に期待してますよ。

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