電波男

2005年4月9日 読書
はは、ようやく全部読んだ。何て読むのが遅いんだろう僕は。本田透さんの熱い魂のこもった書物ですた。つーかテラワロス。やっぱり天才は考えることが違う。必要なことは妄想力だったのですね。妄想力によって行き場を失った男の破壊本能を抑制せよと言う、そういう書物でした。ちなみに僕はデジタル愛とアナログ愛の相互補完を目指して生きていきたいかな。でもキモイことは、キモイことで、それが何かを生み出す土壌にもなるのだと言うことをこの本を読んでいてもつくづく実感したのでもっとアイタタな人間を目指して護身完成の高みに上り詰めたい気持ちもあり…。魂を全面的に開放させて萌えー萌えーと叫びたいところだけどまだちょっと恥ずかしいのはまだまだなのですね自分。

ところで恋愛が神の代替品になりえるというのもまた微妙な気がする。憧れと愛することとはまた別ものだし、エロスであるかアガペーであるかの違いとかもあって、なんだろう、観念の愛を認めてしまうと物質界におけるアガペーには永遠に至れないことを認めてしまうようで、それはそれでちょっと悲しいかもしれない。死んだらニルヴァーナにいたる、とか、ちょっと信じれないしなア。神がいないとしても、神がいることを前提に生きないと生きられない倒錯した生き物なんだなあ人間は。愛に至れないのに愛を求める。知りえないことだけを知りえて、ないものを在るとすることで死の恐怖を乗り越えたつもりにいたる。実感としてあるものは在るんだろう。人間はないものを妄想できないのだし。うんこ

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