行った。Y氏に連れて行かれた。
多分高3の野球部が終わる直前に行ったとき以来。
思えば俺の人生は敗北に重ねる
敗北の繰り返しだったとしみじみ感じられて
なんとも切ない感慨に浸ったり・・・
とか思ってたら結構打てたので良かった。
でもバッティングセンターの130キロ
って実は130キロも出てないないんだよな。
せいぜい110キロと言ったところか。
つうか高校野球で130キロも投げる
ピッチャーの前に打席で立ったことないので
実は分かんない。監督のバカヤロー
Y氏は体調が思わしくなかったらしくいつもの
バッティングが出来なかったので俺の実力は
こんなもんじゃないぞ、と必死に語ってたが、
まあ分かるけどな。
Y氏の人生も、俺ほどではないにしても敗北の
歴史をたどってきてるわけで。
いや、俺のほうがあきらめが早かったブン
ショックは少なくて済んだろうが、彼は夢追い人
だったのに今ではすっかり冷笑家に育ってしまった。
でも奴は努力家なのでインテリジェンスは俺のはるか上を行くわけだ(というか俺はないに等しいけど)
Dはやめたいやめたい、といいながら相変わらず新聞屋の仕事を続けてる。
映画監督が夢なら営業活動やるよりさっさと
映像関係の仕事口を探す方が得策だろうに、と思いつつツッコミを入れないのは俺自身も奴自身もまだモノホンの現実を突きつけられるのを怖がってるせいもあるんだろうなあ、とか。
映画監督としての素養があるかどうかなんてギャンブルでしかないしね。
Y氏もまだ夢はあきらめてない。
表面上は冷笑家を気取ってるが内なる闘志は沸々と感じる。
でも二度も負けたという事実をカミングアウトすることになるかも
しれないのは嫌なので何も言わないんだろうな。
いや、彼の場合第二の人生の目標なんだろうが。
俺もそうか。
車の中でサイモン&ガーファンクルを聞いてたら
そんな気分になったのでY氏がなにやら熱く
語ってたのは聞こえなかった。すまん

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