人それぞれ?

2002年2月15日
最近良く聞くお言葉だ。

人それぞれじゃん。
人それぞれだからおまえは口出しすんナ。
人それぞれの生き方が・・・

どうだろう?
人それぞれ。
今日のここが変だよ日本人を見てて思ったんだよな。見るからにきたねえオヤジが女装やってんの。

オヤジの主張「これは俺の趣味であり誇りである。誰にも迷惑かけてないし、人それぞれじゃないか。それを傷つけられて黙ってられるか」てな発言。

インド人の主張「ウルセエ、キモイゾ変態。節度をわきまえろ。十分に公害だ。迷惑かけまくりなんだよボケ」てな感ジ。

こうして見るとね、「人それぞれ」なんて言葉使うの日本人だけの文化なんじゃねえかな?て思うわけ。
外人さんてな(メリケンは特に)、すげえ誇り高くて高圧的じゃない。
物事はこうあるべきだ。
これが文化である。
下品なもの=野蛮である
みたいな風潮がある。
人それぞれ、なんて考え毛頭ない。
こりゃ神様がいるからなんだろうな。
なんでかっつ〜と・・・面倒だから省略。

対する日本人、神様がいねえときた。
絶対的なものが何一つない文化で育ってんだな。
んでもって「人それぞれ」てなセリフが流行りだすわけだ。
他人に観賞しない、
他人を傷つけない、
自分は自分、
だって人それぞれだモノ。

これってな、
自分を見てもらいたくてしょうがないくせに自己主張もやれず、いろんなこと溜め込んだすえ殻に閉じ困っちゃった、つう、
引き篭もりの文化っつっても過言ではないかと。
だからって高圧的かつアメリカンな武力統制が素晴らしいとは到底思えんけどね。

だからこそヒッピーだ自然だ、エコロだ、てのも
現実逃避万歳でとてもよろしい。

あと引き篭もりのヤバイとこは「人それぞれ」を
他人に押し付けるとこね。
それはそれで人それぞれになってねえぞ、と。

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